かながわ いーとこ

神奈川県にはいろいろな景色があり、魅力に溢れています。ぶらぶら散策して見た風景・いいところを少しずつ紹介します。

野毛山公園(横浜市)

2012年05月07日 | 神奈川県の水道
<平成24年5月上旬>

前回紹介した「野毛山動物園」は「野毛山公園」のなかにあります。

そこで、公園を簡単に紹介します。
野毛山公園は、大雑把に言うと、漢字の「人」のような形をしています。
そのうちのお腹から頭までの部分が、野毛山動物園になっています。

横浜市中央図書館の脇の、漢字の「人」の「右足」のつま先から公園が始まります。

正面に見えるレンガの建物が中央図書館です。
坂を登っていきます。

しばらく行くと、「佐久間象山の碑」があります。

横浜の西区役所のホームページには、
『幕末の兵学・洋学者。信濃(現在の長野県)の松代藩士。黒船事件以前から開国を唱えていた開国論者で、
幕府の下田開港のうわさを聞き、これを批判、横浜開港に奔走した。新しい日本の建設に力を尽したが、
明治維新を見ることなく元治元年(1864)京都で亡くなった。
昭和29年(1954)開国100年記念として、野毛山公園の一角に彼の顕彰碑が建てられた。』
とあります。

さらに進むと、野毛山動物園に着きます。

動物園の目の前に、漢字の「人」の「左足」方面に渡るつり橋があります。


そのつり橋の先にある不思議な空間。


野毛山配水池だそうです。


その脇の案内板。

津久井の用水取入所から野毛山配水所まで44Km!
1887年(明治20年)に日本初の近代水道として創設された「水道みち」の起点(終点?)だそうです。
ということは、あの境川水道橋の昔起点となったところです!
以前の内容とつながりました。ちょっと感動的です。

野毛山配水池の脇には、横浜の水道を設計・監督したパーマー氏の像があります。


そしてすぐ目の前には、展望台が。


展望台からの景色。
南方向


東方向(関内、山下公園方面)


北方向(みなとみらい方面)


公園内部方面。

3ON3(バスケ)のコートがあります。

野毛山配水池も見えます。


展望台には、横浜の開港後のまちづくりや、吉田新田の埋め立ての説明パネルなどがありました。
ちなみに展望台の1Fはトイレですが、公園のトイレにしてはとてもきれいでした。