かながわ いーとこ

神奈川県にはいろいろな景色があり、魅力に溢れています。ぶらぶら散策して見た風景・いいところを少しずつ紹介します。

塔ノ岳&鍋割山(その2:小丸尾根分岐~塔ノ岳)

2013年04月22日 | トレッキング
<平成25年4月中旬>
<2016.09追記 森林整備による伐採のため平成29年1月31日まで
小丸尾根が通行止めとなっています。ご注意ください。>



表丹沢県民の森の駐車場から、二俣経由小丸尾根分岐までの、その1はこちらでご覧いただけます。

小丸尾根分岐は、塔ノ岳まで1.5Km、鍋割山1.3Kmと、ほぼ中間点にあります。
ここから、塔ノ岳を目指します。

大丸方面の歩き出しです。

ここから大丸までは、約800mの距離で、約50m登るので、
ほとんど平らといって良いくらいの気持ちがいい尾根道となります。

ブナの原生林が残っています。


なだらかに登って行きます。


正面の木の間から、塔ノ岳の尊仏山荘も見えところもあります。


左手の木がないところから、檜洞丸。


蛭ヶ岳も。

頂上に、蛭ヶ岳山荘も見えます。

やがて正面に、小ピークが見えてくると、


大丸への登りとなります。


ブナの大木がいくつもあります。

枝先がクニャクニャしているのが特徴的です。


すぐに大丸の頂上に到着。

小丸尾根分岐から約10分。

枯れた木がありました。

酸性雨など原因は詳しくわかっていないようですが、
丹沢のブナの立ち枯れが問題になっています。

大丸からは、一気に50m下り、その後塔ノ岳まで150mの登りとなります。
下り始め。

下ってあの上に見える所までまた登ると思うと、複雑です。

下りは、木の階段状の道となります。


下りきったあたりから、右前方に大倉尾根からの登山者が見えます。

大倉尾根から見るとこんな景色↓です。

(2012年12月に大倉尾根で塔ノ岳に登った際の写真です)
その様子はこちらからご覧いただけます。

金冷シまでの登り。

すぐに金冷シの分岐。

右手に下ると大倉です。
大丸から約10分。

ここからは、大倉から登ってくる登山者が多いため、にぎやかになります。

木の階段をたくさん登っていくと、そろそろ塔ノ岳山頂が目の前です。

なんとなく違和感が。

うちに帰って気が付きました。
塔ノ岳山頂の海側にあった、日の出山荘の廃屋が無い!

(2012年12月に大倉尾根で塔ノ岳に登った際の写真です)
ここに写っている青い小屋が撤去されていました。

ネットで調べると、平成25年3月2日(土)に、ボランティアの方々の協力で撤去したようです。
お疲れ様でした。

そんなこんなで、塔ノ岳山頂に到着。


富士山は雲に隠れていて、全容は見ることができませんでした。


塔ノ岳山頂まで、大丸から約約15分。
小丸尾根分岐から塔ノ岳まで約35分。


この後は、通ってきた大丸経由で、鍋割山へと向かいますが、次回紹介します。


東丹沢を歩くときはこの地図が非常に参考になります。
東丹沢登山詳細図 改訂版 :大山・塔ノ岳・丹沢山・蛭ヶ岳全120コース (首都圏登山詳細図)
クリエーター情報なし
吉備人出版