カッコウ～

昨日見た鳥さんから。

カッコウです＾＾
鳴き声は誰でも知っていますが、なかなか会う機会の少ない鳥さんですね＾＾
茶臼山では、この時期よく見かける鳥さんです。

カッコウの生態で代表的なものは託卵でしょうか。。
カッコウ類は、モズやウグイス、ホオジロなどが卵を産み始めると、その巣から卵の一つをくわえ出し、自分の卵を一つ産み落とします。
この卵は仮親の卵より早くヒナになり、他の卵を全部巣外に押し出してしまいます。
仮親は残ったヒナを自分のヒナとして育てます。

カッコウの雛の成長は早く、親よりも大きくなりますが、鳥の本能から、気付かずに育ててしまうみたいです。

これだけを見るとカッコウってずるいなぁ～って思っちゃいますが、実はそんなに甘いものではなく、親に見破られたり、産む前に追い出されるケースも多いそうです。

また、カッコウの雛が仮親の産んだ卵を全部落としてしまうと、その種類が減ってしまうのではないかと心配にもなりますが、茶臼山の１羽のカッコウの縄張りはかなり広範囲で、そこにはかなりの数のモズやウグイスが住んでおり、その心配はなさそうでした＾＾

そそ、あと、カッコウにまつわる言葉。。
閑古鳥・・・これはカッコウの鳴き声が寂しい感じのすることから出来た言葉だそうです。。
高原で聞くと心地いい声なのにね＾＾