高配当で人気がある武田薬品の24年3月期決算です。
世界13位のメガファーマです。
潰瘍性大腸炎剤ENTYVIOが目下の稼ぎ頭になっています。
売上収益 |
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ビジネスエリア |
2023 |
2024 |
増減率 |
消化器系疾患 |
1.095 |
1.216 |
+4.7% |
希少疾患 |
0.723 |
0.771 |
+4.1% |
血漿分画製剤 |
0.678 |
0.819 |
+14.4% |
オンコロジー |
0.439 |
0.462 |
+2.5% |
ニューロサイエンス |
0.638 |
0.627 |
-7.8% |
その他 |
0.455 |
0.369 |
-17.7% |
売上高は\4.0兆→\4.3兆、純利益は\0.5兆→\0.2兆と増収減益でした。
多動性障害治療剤VYVANSEの独占販売期間満了が減益要因だったようです。
資産は、現預金が\0.53兆→\0.46兆と減少しています。
その他に、のれんが\4.79兆→\5.41兆と増加しています。
負債は、社債及び長期借入金が\4.04兆→\4.48兆と増加しました。
利益剰余金は\1.54兆→\1.39兆と減少しています。
営業キャッシュフローマージンは、7ポイント悪化して20%を割りました。
フリーキャッシュフローでは配当を賄いきれていません。
ここ1年は、株高の流れに乗れていません。
15年振りに増配したものの、ウェバー社長の早急なてこ入れが待たれます。
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