電機大手である日立製作所の24年3月期決算です。
主要3セグメントは全て増収増益でした。
特に発電と鉄道を担うグリーンエナジー&モビリティが好調だったようです。
上段:売上高、下段:調整後EBITA
セグメント |
2023 |
2024 |
増減率 |
デジタルシステム &サービス |
2,389 294 |
2,599 333 |
+9% +14% |
グリーンエナジー &モビリティ |
2,470 164 |
3,052 199 |
+24% +22% |
コネクティブ インダストリーズ |
2,975 312 |
3,058 321 |
+3% +3% |
売上高は\10.8兆→\9.7兆、営業利益は\0.7兆→\0.8兆と減収減益でした。
減収は、日立建機や日立金属の切り離しが要因です。
資産は、現預金が\0.8兆→\0.7兆と減少しています。
その他に、有形固定資産が\1.7兆→\1.2兆と大幅に減少しています。
負債は、長期債務が\1.3兆→\1.0兆で減少しました。
利益剰余金は\3.6兆→\4.1兆と増加しています。
営業キャッシュフローマージンが、ジリジリと切り上がってきました。
徐々に稼ぐ力が強くなっているようです。
株価も、ここ1年で年初からの日本買いもあって倍増しました。
一連のポートフォリオ変革が、大きく花開いたようです。
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