半導体関連銘柄であるレーザーテックの24年6月期決算です。
半導体上に回路を形成する原版であるマスク検査装置を主力とします。
特に最先端向けACTISで市場を独占しており、成長性も前年度比3倍以上となっています。
製品別 |
2023 |
2024 |
増減率 |
MATRICS |
558 |
573 |
+3% |
ACTIS |
404 |
982 |
+243% |
他半導体 |
344 |
260 |
-24% |
その他 |
31 |
27 |
-13% |
サービス |
189 |
289 |
+53% |
売上⾼は¥1,528億→¥2,135億、営業利益は¥622億→¥813億と大幅増収増益でした。
主要顧客であるTSMCの好調さを受けての好決算でした。
資産は、現預金が\297億→\381億と増加しています。
その他には、大きな動きは見当たりません。
負債は、有利子負債は未計上のようです。
利益剰余金は\1,055億→\1,465億と増加しています。
営業キャッシュフローは、売上債権や棚卸資産の増減が激しく結構不安定です。
利益率は高いのですが、キャッシュフローは市況の影響が大きそうです。
折からのAIブームで記録した春先の高値から、直近は半値まで落ちました。
この後もトランプ2.0の影響を大きく受けそうです。
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