某所で見かけた鎌倉新書の20年1月期決算です。 社名からは出版社のようですが、ライフエンディング事業を展開しています。 事業は、お墓、葬祭及び仏壇に大別され、お墓と葬祭が堅調なようです。 売上⾼は7.6億円増加した⼀⽅、売上原価は3.4億円増、販管費は3.6億円増でした。 その結果、売上総利益率は70.3→66.8%、営業利益率は29.7→24.5%に悪化しています。 数値は下がっているものの、高い利益率を実現しています。 資産は、現預⾦が20.6→21.9億円と増加しました。 他には、有形固定資産が0.7→2.7億円と急増しています。 負債は、長期借入金が0.1億円が計上されています。 他の有利子負債もあまり見当たらず、無借金経営に近い状況です。 かなりのキャッシュを手元に置いています。 営業キャッシュフローマージンは、10%台半ばと、それほど高くは見えません。 一時期より下がったとは言え、PERは100超えのままです。 高齢化時代には乗っていますが、ちょっと手が出ません。 |
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます