グロース銘柄である日本M&Aセンターの18年3月期決算です。 中小企業の後継者問題を解決するM&A仲介から、付加価値の高いサービスを提供するM&A総合企業への移行を目指しています。 ネットワーク事業部、ダイレクト事業部及び業種特化事業部の多面的なアプローチにより、仲介件数も524→649件と23.9%増を達成しています。 売上⾼は、55.6億円増加した⼀⽅で、売上原価は21.5億円増、販管費は8.5億円増でした。 その結果、売上高総利益率は63.4→62.9%、営業利益率は47.4→47.1%に若干悪化しています。 もっとも30%近く売上高を伸ばしているので、気になるレベルには思えません。 資産は、現預⾦が100→133億円に増加した⼀⽅で、長期預金も101→130億円に増加しました。 一段と現預金と長期預金が増えて、キャッシュリッチ振りが際立ちます。 債務は、長期借入金は35→25億円に減少しました。 1年前の長期借入金の意味は、未だに理解できていません。 今期は自社株買いも無く、定期預金に91億円を積みます行動は、株主目線では少し寂しいところです。 既にQ1決算も出て、物足りなさで株価は調整しています。 買い時なのか、少し考えてみます。 |
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