古天気学 A

明治時代以前の日本のお天気や地震また天文関係の資料を収集中

彗星 「川路聖謨文書第7」万延二年五月二十五日 天気編

2018-10-28 08:29:24 | 古天気学

彗星 「川路聖謨文書第7」万延二年五月二十五日 天気編

2018年10月28日 日曜日 天気 朝雨曇 晴  

「川路聖謨文書第7」万延二年五月廿五日 

五月廿五日 くもり夕晴彗星出る凡亥子の間也巳午之間をさして光芒敷丈也 」を検証する。

「テータ変換」

年月日 文久一年五月二十五日(万延二年五月廿五日・二月十九日に万延から文久に改元)  → 1861年7月2日

場所 江戸 → 東京

天気種類 くもり夕晴 → 曇りで夕方晴

吉村名誉教授・歴史天候データベース(HWDB)と古天気学データベース(KTDB)で検証

吉村名誉教授・歴史天候データベース(HWDB)

文久一年五月二十五日 → 1861年7月2日

厚岸 - 
弘前 雨 
八戸 晴 
雄勝 曇(雨) 
川西 雨 
日光 - 
銚子 曇 
東京 晴(曇) 
八王子 曇 
横浜 晴 
甲府 曇 
柏崎 晴(雨) 
伊勢 晴(雷雨) 
田辺 晴 
京都 晴(雨) 
池田 晴 
津山 晴 
多度津 晴 
土佐 晴 
鳥取 晴 
萩 曇 
北九州 雨 
厳原 晴 
臼杵 晴 
高山 晴

古天気学データベース(KTDB)

弘前 陰晴   
京都 晴 雷 夕立 

「検証結果」

年月日 文久一年五月二十五日 → 1861年7月2日

吉村名誉教授・歴史天候データベース(HWDB)天気記録有

場所 水戸市 吉村名誉教授・歴史天候データベース(HWDB)水戸市の天気記録無

天気の種類 不明

「データ整理」

文久一年五月二十五日 → 1861年7月2日

厚岸 - 
弘前 雨  
弘前 陰晴 
八戸 晴  
雄勝 曇(雨)  
川西 雨  
日光 - 
銚子 曇  
東京 晴(曇)  
八王子 曇  
横浜 晴  
甲府 曇  
柏崎 晴(雨)  
伊勢 晴(雷雨)  
田辺 晴 
京都 晴(雨) 
京都 晴 雷 夕立 
池田 晴  
津山 晴  
多度津 晴  
土佐 晴  
鳥取 晴  
萩 曇  
北九州 雨  
厳原 晴  
臼杵 晴  
高山 晴  

「検証結論」
 
五月二十五日(1861年7月2日) 日光の天気は、不明 東京の天気は 晴(曇) で、水戸の天気は、晴曇です。夕方にテバット彗星が光度-0.6等星ですので観た記録があると思われます。これからの資料の発見が待たれる。 

昔の天気は大変面白いですね。

茨城県水戸市での大変貴重な天気資料です。

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彗星新発見資料か 「川路聖謨文書第7」Ⅲ

2018-10-27 14:36:21 | 天文

彗星新発見資料か 「川路聖謨文書第7」Ⅲ

2018年10月27日 土曜日 天気 朝雨 曇 正午から晴 

  
「川路聖謨文書第7」万延二年六月十日 

「六月十日 晴八十五度之微暑也妖星昨夜は光芒なきかことし今暁は更に不見候  」を検証する。

「テータ変換」

年月日 文久一年六月十日(万延二年六月十日・二月十九日に万延から文久に改元)  → 1861年7月17日
 
場所 江戸 → 東京

天文現象種類 彗星 → 彗星

ステラナビゲータ10で検証

「検証結論」

六月十日(1861年7月17日)に東京で北西の方向に 光度2.8等星のテバット彗星が観えなくなった。

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彗星新発見資料か 「川路聖謨文書第7」Ⅱ

2018-10-23 16:27:40 | 天文

彗星新発見資料か 「川路聖謨文書第7」Ⅱ

2018年10月23日 火曜日 天気 晴 

ネットで、天気を検索中に偶然にも「川路聖謨文書第7」を見つけ読んでいるうちに彗星の記事を発見しました。
  
「川路聖謨文書第7」万延二年五月廿五日 

「五月廿五日 くもり夕晴彗星出る凡亥子の間也巳午之間をさして光芒敷丈也 」を検証する。

「テータ変換」

年月日 文久一年五月二十五日(万延二年五月廿五日・二月十九日に万延から文久に改元)  → 1861年7月2日
 
場所 江戸 → 東京

天文現象種類 彗星 → 彗星

ステラナビゲータ10で検証

「検証結論」

五月二十五日(1861年7月2日)に東京で南の方向に 光度-0.6等星のテバット彗星が現れた。


2018年7月28日にブログに書いた、テバット彗星であることが分かります。

「跡見花蹊日記」文久1年5月24日

「文久一年五月二十四日 ・・・此夕、西北方より珍らしき星出。」を検証する。
 
「テータ変換」

年月日 文久一年五月二十四日 → 1861年7月1日
 
場所 大阪 → 大阪

天文現象種類 珍しき星 → 彗星

ステラナビゲータ10で検証

「文久一年五月二十四日 此夕、西北方より珍らしき星出。」

この珍しき星は、テバット彗星Great comet C/1861 J1で
19世紀の大彗星の一つで、オーストラリアのデバッドが1861年5月13日に4等級で発見した。

「検証結果」

五月二十四日大阪で夕(夕方)、西北方より(南西)珍らしき星出(デバット彗星)。 

「検証結論」

五月二十四日(1861年7月1日)に大阪で16時03分 地平線上に南西の方向に 光度-0.8等星のテバット彗星が現れた。

 

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彗星新発見資料か 「川路聖謨文書第7」

2018-10-13 09:01:00 | 天文
彗星新発見資料か 「川路聖謨文書第7」

2018年10月13日 土曜日 天気 曇 

ネットで、天気を検索中に偶然にも「川路聖謨文書第7」を見つけ読んでいるうちに彗星の記事を発見しました。
  
「川路聖謨文書第7」万延二年五月廿五日

五月廿五日 くもり夕晴彗星出る凡亥子の間也巳午之間をさして光芒敷丈也 」を検証する。

明日に更新
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大雨 「享保日記」享保十五年九月十九日 天気編 

2018-10-10 08:03:28 | 古天気学
大雨 「享保日記」享保十五年九月十九日 天気編 

2018年10月10日 水曜日 天気 晴    
  
「享保日記」享保十五年九月十九日

「享保十五年戌九月九日ニハ終日雨降。十日十一日晴天也。
十八日、夜中より十九日終日同夜迄大雨。北風、東風、辰巳風。中河(ママ)、仙波廿日水出。中川先日ノ水ニ五六尺も下シ。早速引ク。仙波も先日ノ水ニハ一尺餘下シ。右之通風ハ有(V)之候へども、さのミ強キ風ニてハなし。 」を検証する。
 
「テータ変換」

年月日 享保十五年九月十九日 → 1730年10月30日

場所 水戸 → 水戸

天気種類 大雨 → 大雨

吉村名誉教授・歴史天候データベース(HWDB)と古天気学データベース(KTDB)で検証

吉村名誉教授・歴史天候データベース(HWDB)

享保十五年九月十九日 → 1730年10月30日

弘前 曇
八戸 雨
盛岡 晴
日光 雨
東京 雨
八王子 雨
鯖江 雨
伊勢 曇(大雨)
京都 薄曇
池田 晴(雨)
津山 晴
諫早 晴
臼杵 曇(雨)

古天気学データベース(KTDB)

弘前 曇   
京都 陰晴 

「検証結果」

年月日 享保十五年九月十九日 → 1730年10月30日

吉村名誉教授・歴史天候データベース(HWDB)天気記録有

場所 水戸市 吉村名誉教授・歴史天候データベース(HWDB)水戸市の天気記録無

天気の種類 大雨

「データ整理」

享保十五年九月十九日 → 1730年10月30日

弘前 曇
八戸 雨
盛岡 晴
日光 雨
水戸 大雨
東京 雨
八王子 雨
鯖江 雨
伊勢 曇(大雨)
京都 薄曇
京都 陰晴
池田 晴(雨)
津山 晴
諫早 晴
臼杵 曇(雨)

「検証結論」

九月十九日(1730年10月30日) 日光の天気は、雨 東京の天気は 雨 で、水戸の天気は、終日夜まで大雨で、風の方向は、北風、東風、南東風です。
 

昔の天気は大変面白いですね。

茨城県水戸市での大変貴重な天気資料です。
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