古天気学 A

明治時代以前の日本のお天気や地震また天文関係の資料を収集中

大雨 「享保日記」享保三年六月廿八日 天気編

2021-12-27 20:35:42 | 古天気学

大雨 「享保日記」享保三年六月廿八日 天気編

2021年12月27日 月曜日 天気 晴 寒 

12月25日(土)、茨城県の水戸で初雪が観測されました。平年より6日遅く、昨季より20日遅い観測です
    
「享保日記」 享保三年六月廿八日

「享保三年六月廿八日、終日大雨也。土用ノ内如(V)此終日雨ふり候事覚無(V)之由、老人も申候。さむき事初冬などノ如シ。大かた綿入之着物ヲ着ス。老人などハ重ね着ヲもせし也。」六月廿八日の天気を検証。

「テータ変換」

年月日 享保三年六月廿八日 → 1718年7月25日 

場所  水戸 → 水戸

天気種類 終日大雨 → 終日大雨

吉村名誉教授・歴史天候データベース(HWDB)と古天気学データベース(KTDB)で検証

享保三年六月廿八日 → 1718年7月25日

弘前 晴
八戸 曇
盛岡 -
日光 雨
東京 雨
伊勢 晴(雨)
池田 晴
津山 晴
鳥取 雨
諫早 晴

古天気学データベース(KTDB)

弘前 晴 

日光 雨 

「検証結果」

年月日 享保三年六月廿八日 → 1718年7月25日

吉村名誉教授・歴史天候データベース(HWDB)天気記録有

場所 水戸市 吉村名誉教授・歴史天候データベース(HWDB)水戸市の天気記録無

天気の種類 不明

「データ整理」

享保三年六月廿八日 → 1718年7月25日

弘前 晴 
八戸 曇 
盛岡 -
日光 雨 
東京 雨 
伊勢 晴(雨)
池田 晴 
津山 晴 
鳥取 雨 
諫早 晴 

「検証結論」

東京と日光と水戸の関係  
A(2-東・日-水)確率(KDB1967~1997・31)7月H東京--K日光--水戸(データ総数930)
東京と水戸の関係
B(1-東)確率(KDB1967~1997・31)7月H東京--水戸(データ総数930)
日光と水戸の関係
B(1-東)確率(KDB1967~1997・31)7月K日光--水戸(データ総数930)

上記の確率の高いデータを摘出する。

東京と日光と水戸の関係  
A(2-東・日-水)確率(KDB1967~1997・31)7月H東京--K日光--水戸(データ総数930)

<確率の高いデータ><実際のデータと一致>

東京雨・日光雨・水戸雨  66.7%(33-22) TD 3.5%

東京と水戸の関係
B(1-東)確率(KDB1967~1997・31)7月H東京--水戸(データ総数930)

<確率の高いデータ><実際のデータと一致>

東京雨・水戸雨  59.8%(82-49) TD 8.8%

日光と水戸の関係
B(1-日)確率(KDB1967~1997・31)7月K日光--水戸(データ総数930)

<確率の高いデータ>

日光雨・水戸曇雨 37.7%(77-29) TD 8.3%

<実際のデータと一致>

日光雨・水戸雨 36.4%(77-28) TD 8.3%

上記より、水戸の天気は、雨 です。(確率の高いデータを水戸天気年輪標準木とする。Hb(→M)


享保三年六月廿八日 → 1718年7月25日 

日光 雨    

水戸 雨 Hb(→M) 実際の天気 大雨 寒 

東京 雨   

沢山のデータを集めて傾向を確かめてみる。

昔の天気は大変面白いですね。

茨城県水戸市での大変貴重な天気資料です。 

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気温 「享保日記」 享保三年春から夏 天気編

2021-12-26 15:30:15 | 古天気学

気温 「享保日記」 享保三年春から夏 天気編

2021年12月26日 日曜日 天気 晴 寒  午前中雪が舞う
    
「享保日記」 享保三年春から夏

「一、當戌(享保三年)、春から夏ニ至寒ムキ事何年ニも覚なし。五月中旬迄臥具(がく・寝具)等去冬ノ如シ。予老衰ゆへかと人ニ尋ヌルニ、諸人同様ト云、」春から夏の気温を検証。

これからの課題としてデータ収集していきたい。

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火事 「享保日記」 享保三年五月一日 火事編

2021-12-21 07:47:12 | 古天気学

火事 「享保日記」 享保三年五月一日 火事編

2021年12月21日 火曜日 天気 晴 寒 
    
「享保日記」 享保三年五月一日

「享保三年五月朔日、晝八ツ時より夜ノ八ツ迄、江戸五郎兵衛町ヨリ出火、北風ニ而芝筋へ焼、芝見付御門迄其外方方へ火うつり、西門跡寺中焼、本堂ハ残り候由。去る四月廿日ノ火事ニハ一倍ほども焼候半由。」五月一日の火事を検証

「テータ変換」

年月日 享保三年五月一日晝八ツ時より夜ノ八ツ迄 → 1718年5月30日14時~ 5月31日2時

場所 江戸五郎兵衛町 → 東京都中央区八重洲二丁目

災害の種類 火事 

天気種類 天気不明 風向き 北風

古天気学データベース(KTDB)

江戸五郎兵衛町から出火、八丁堀・築地まで焼ける  

データ収集中

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天気 「享保日記」 享保三年四月廿日 天気編

2021-12-19 08:48:11 | 古天気学

天気 「享保日記」 享保三年四月廿日 天気編

2021年12月19日 日曜日 天気 晴 寒寒寒 霜が降りる
    
「享保日記」 享保三年四月廿日

「享保三年四月廿日、江府小傅馬町より出火。南風ニ而浅草迄焼ル。大火也。」四月廿日の日光・水戸天気を検証。

「テータ変換」

年月日 享保三年四月廿日 → 1718年5月19日 

場所 日本橋小伝馬町(にほんばしこでんまちょう) → 東京都中央区

災害の種類 大火 

天気種類 天気不明 風向き 南風

吉村名誉教授・歴史天候データベース(HWDB)と古天気学データベース(KTDB)で検証

歴史天候データベース(HWDB)

享保三年四月廿日 → 1718年5月19日

弘前 晴
八戸 -
盛岡 -
日光 -
東京 晴
伊勢 晴
池田 晴
津山 晴
諫早 晴

古天気学データベース(KTDB)

弘前 快晴 終日小風

日光 ー 

「検証結果」

年月日 享保三年四月廿日 → 1718年5月19日

吉村名誉教授・歴史天候データベース(HWDB)天気記録有

場所 水戸市 吉村名誉教授・歴史天候データベース(HWDB)水戸市の天気記録無

天気の種類 不明

「データ整理」

享保三年四月廿日 → 1718年5月19日

弘前 晴 
弘前 快晴 終日小風
八戸 -
盛岡 -
日光 -
東京 晴 
伊勢 晴 
池田 晴 
津山 晴 
諫早 晴 

「検証結論」

東京と日光と水戸の関係  
B(1-東・日-水)確率(KDB1967~1997・31)5月K東京--日光--水戸(データ総数930)
東京と水戸の関係
B(1-東)確率(KDB1967~1997・31)5月K東京--水戸(データ総数930)
東京と日光の関係
B(1-東)確率(KDB1967~1997・31)5月K東京--日光(データ総数930)

上記の確率の高いデータを摘出する。

東京と日光と水戸の関係  
B(1-東・日-水)確率(KDB1967~1997・31)5月K東京--日光--水戸(データ総数930)

<確率の高いデータ>

東京晴・日光晴・水戸晴  90.8%(284-258) TD30.5%

東京と水戸の関係
B(1-東)確率(KDB1967~1997・31)5月K東京--水戸(データ総数930)

<確率の高いデータ>

東京晴・水戸晴  83.9%(398-334) TD42.8%

東京と日光の関係
B(1-東)確率(KDB1967~1997・31)5月K東京--日光(データ総数930)

<確率の高いデータ>

東京晴・日光晴 71.4%(398-284) TD 42.8%

上記より、水戸の天気は、晴 です。(確率の高いデータを水戸天気年輪標準木とする。Hb(→M)


享保三年五月二日 → 1718年5月31日

日光 晴 Hb(→N)    

水戸 晴 Hb(→M) 

東京 晴 大火(時間不明)風向き南風  

沢山のデータを集めて傾向を確かめてみる。

昔の天気は大変面白いですね。

茨城県水戸市での大変貴重な天気資料です。 

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火事 「享保日記」 享保三年四月廿日 火事編

2021-12-18 07:58:40 | 火事

火事 「享保日記」 享保三年四月廿日 火事編

2021年12月17日 土曜日 天気 晴曇 寒寒 
    
「享保日記」 享保三年四月廿日

「享保三年四月廿日、江府小傅馬町より出火。南風ニ而浅草迄焼ル。大火也。」四月廿日の火事を検証。

「テータ変換」

年月日 享保三年四月廿日 → 1718年5月19日 

場所 日本橋小伝馬町(にほんばしこでんまちょう) → 東京都中央区

災害の種類 大火  

天気種類 天気不明 風向き 南風

ネットで色々検索したが、「江戸小伝馬町から浅草大恩寺まで焼ける」と

「柳営日録,御徒方万年記,月堂見聞集,国典類抄,中邑世紀秘説,増上寺日鑑,備藩邸考,柳営日次記,万年記,金地院雑記,政鄰記」に記載されていることがわかりましたが、詳細不明。

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