青年は荒野をめざす ワケない。

こんにちは。
荒野はめざさんが 何かをめざして止まんヲッサンの情熱を感じとれ。

続・只でさえ幻覚なのに記憶曖昧。

2015-11-09 08:05:33 | 日記
(※この話はアル中の見た幻覚をお届けしてます。はっきり言って支離滅裂なのはご勘弁ください)


それからは只々理不尽な要求。

あまりの怖さに何をどうのんだのかすら覚えはありません。

何故か後ろのキッチンにあたる所が牛舎みたいな感じになって

何故か、当時働いていた印刷所の工場長が

一輪車をひいてました(土下座のまま目を後ろにして見ました。)

まだ足の親指の上で一円玉をノコギリで切る脅しは続いてました。

色んな不条理の要求を受けて疲労困憊になってた時に

どうやら最後の要求が来たようです。

おもむろに目の前辺りに 重い鉄の感触が転がってきました。

どうやらオイラの人差し指を差し出せと言うことみたいです。

だとすれば、土下座のままで見えはしませんでしたが

目の前のブツは間違いなく包丁、それも料理職人が使うような厚実のヤツ。

疲れと我慢と理不尽への憤りで ふと吹っ切れました。

『お断りいたします。この人差し指なくせば仕事ができません。そもそも貴殿方にそんな事指図される覚えはありませんし、貴殿方が其所にいるのかすら疑わしい。顔をあげさせてもらいます。』

多分、そんな事を事務的にスムージーに宣言して 顔を上げました。


当たり前のように誰もいない 居間とソファー。

しかし居間のガラスには 何だか苦虫つぶしたような人間の顔が

鼻から上半分写ってたような。

それでもオイラは『勝った』と思いました。

土下座で痺れた足をトントンと叩きながら 。


あと少し続きます。いや、まだあるかな(笑)。続くかな?