ラムネときなこのキャッツな日常

オッドアイ姉妹のゆるゆるお散歩ライフをお届けします( ΦωΦ )コスプレも得意なおしゃれキャット姉妹です。

目黒・ホテル雅叙園 3

2019-03-20 06:00:24 | 日記




本日もホテル雅叙園、記事が続きます。
本日は、いよいよ百段階段のご紹介です。
(*^ω^*)

キーちゃんがお知らせしてくれたように、天井までも雅な扇子の絵が描かれていたりするので、見上げすぎて後ろへひっくり返らないように上がってくださいね
((( *艸))クスクス

まず、百段階段の全貌はこんな感じです
※雅叙園のホームページよりお借りしました

階段に沿って7つのお部屋が作られております。
ガイドの人のお話によると、元々は宴会の部屋として作られたものだそうですが、当時の料亭での宴会といえば、政治家やセレブ達余裕のある人のみのものだったものを、一般にも楽しむことができるように…という創始者の計らいだったようです。

各部屋に飾られている絵は全て著名な日本画家のものだそうですが、清方の間には日本画の美人絵で知られる大家、鏑木清方が愛着をもって造られた、という部屋になっており、この清方の絵に合わせて部屋が造られた為、下の部屋は間取りも天井までの高さも狭くなっているようです。

また、どの部屋にも床の間があり、その部屋に合わせた床柱はどれも逸材ばかり。
…と、先に清方の間の説明を書いてしまったので、お部屋の順番は前後しますが先ずは清方の間から…


この独特な形の窓は、『火灯窓』というのだそうです。お寺などによく使われていますよね。(^^)『火』は良くないイメージがあるから…と『花頭窓』という当て字でも使われるそうです。


この清方の部屋に使われている床柱も径1尺5寸もある北山杉の天然総絞り丸太が使われており、かなり希少で高価なものらしいです。
(´⊙ω⊙`)
ガイドのおじさんの力説によると、この床柱の北山杉、このような拳の凹凸模様が出るものは滅多にないらしく、世界中探してもなかなか見つからないようなものらしいですよ。( ˙◊˙ )へぇ~…

こちらの小さな床の間の柱等は海外から取り寄せたものだそうです。(^-^;
が、やはり窓に使われている格子の透かし彫りなども見事なもので、こういった細部まで作り込まれた美が、ひとつの部屋をひとつの空間としてまとめ上げている、そんな感じでした。

この窓の格子、見事な匠の技ですが、お掃除しにくいだろうとそっちの方が気になるママん…(笑)
聞いてみると、やはり拭き掃除もしにくく、有形文化財を折ってしまってはいけないのでポンポンのホコリ取り(警察ドラマで他殺現場の指紋取りとかやってる時に見るようなポンポン?!?)で、そ~っとポンポンしているそうです。(笑)

結構ホコリが溜まって大変なんだそうですよ。(^-^;💦

部屋の上部四方には清方の美人絵が季節ごとに描かれており、中でもこの冬の美人画は最高峰なんだそうです。


天井も美しい・:*:・(*´エ`*)ウットリ・:*:・



清方の間の上、頂上の間です。

ここではですね、勿論、お部屋の装飾も素晴らしかったんですけども、ママん的にはこの外に面した廊下の窓!
カメラマンが悪いのでうまく写せてないのが非常に残念なんですが、昔のガラスなので、ビードロみたいなガラスがはめ込まれています。

現代っ子の姉たんは意味がわからずポカンとしてますが…(笑)
(*`゚з´)b゛チッチッチッ…オテツキでヒゲねww

この当時にこのガラス張りですよ?!?この時代、この全面ガラス張りの廊下って。(´⊙ω⊙`)!
凄くないですか?贅沢ですよね。
(*´ ˘ `*)ウフフ♡



内側に造られた燦にもたれ掛かりながらクリアに外を眺める…当時は斬新でモダンな空間だったでしょうね。(^^)

また、この建屋を外から見ると、ジブリ映画で有名な『千と千尋の神隠し』に出てくる『湯や』に似ているらしく、ここが舞台のモデルになっているんだとか。
(*^ω^*)
昔は周りの高層ビルなんかもなかったので、ここから富士山も見渡せたそうです。
(´⊙ω⊙`)

ところで、この百段階段、実は99段で終わっているんです。

100という数字はあまりにも[完]をイメージさせるため、この料亭がこれからも繁盛する様に…というゲン担ぎ的な事なんだそうです。

この階段に使われている踏み板も見事な艶、長年の歪みや割れなども無く美しい木目を見せていますが、踏み板も厚さ5センチ以上のものを使ってあるそうです。
やはり良いものは永く保たれる、いい例ですね。(^^)安価なものが溢れている現代にはない良さがあります。


さて。下の階に行きまして…清方の間のちょうど下、静水の間、星光の間です。


やはりどの部屋もかなりゴージャスな造りになっています。
が、こちらの部屋は上にある大家清方の間の設計に伴い、天井が少し低くなっているのだそうです。(^-^;
静水の間には、なんとも優しいススキが四方に描かれていました。

そしてこちらの床柱は黄檗の丸洗い柱となっていて、天井及び欄間は橋本清水によるものだそうです。

こちらが黄檗の丸洗い柱

漢方薬などにも使われたりするそうで、胃腸薬としての使い道もあるのだとか。
思わぬ植物のお話に、漢方薬という言葉が出ると姉たん食いつく(笑)
真剣におじさんのお話を聞いているのでした((( *艸))クスクス



星光の間では、瑞々しい食材などが描かれていて、日本画なのになんだか親近感を覚える空間が。(*^ω^*)

四季の食材が四方に飾られ、こちら↑は夏のスイカとウリ。
(*^ω^*)

カレイかな?

こちらの床柱は天然槇出節。
枝打ちされた節目が突起になって美しい紋様を醸し出しておりました。




なんだか、床柱の話ばっかりになりましたが……いずれも劣らぬ銘木なんだそうですよ。(*^ω^*)ガイドの方がやたら柱推しでしたwww


さて。本日はここまでとなります。
次回はこの百段階段で一番煌びやかなお部屋…魚樵の間も紹介しますよ(*^ω^*)
お楽しみに♡





*˙︶˙*)ノ"♡



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