ラムネときなこのキャッツな日常

オッドアイ姉妹のゆるゆるお散歩ライフをお届けします( ΦωΦ )コスプレも得意なおしゃれキャット姉妹です。

グレインフリー生活始めました…そのつづき ②

2021-03-02 08:15:00 | 日記
猫の食物性アレルギーについて、もうちょっとだけ、備忘録にお付き合い下さい。(^^)

先ず、アレルギー疾患の起きる仕組みって?
を何となく理解しておくのがアレルギー除去生活においてのストレス軽減になるかと思います。何にも知らないでやみくもにやっても抜けがあったり穴だらけで結局は除去しきれないでアレルギーも起こったり止まったり…???なんかよくわからず中途半端なのが一番ダメなやつです。
(。-_-。)

アレルギーは対処しない限りは治ることもなく続くが、対処すると起こらない。結構白黒ハッキリした世界と、なんだか原因がはっきりしないでボンヤリとグレーゾーン…という世界とがあると思うんですが、要は分からない部分も含めて全部除去してみる、詳しくわかった方がいい場合は掘り下げてみる。という感じです。


アレルギーが起こる仕組みは…
ちょっとうまく説明できないかもなんですが…
体内に入ってきたアレルゲンの情報を受け取った細胞(Th2細胞)はアレルゲンを捕まえるための武器(抗体)を製造するようにB細胞に指示を出します。
支持を受けたB細胞はTh2細胞のレシピに基づいた抗体を作ります。→lgE抗体
IgE抗体は免疫グロブリンというタンパク質の1種です。

※画像ネットよりお借りしましたm(_ _)m

lgE抗体はアレルゲンを攻撃するための化学物質を溜め込んだ『マスト細胞』と手を繋ぎ団結。
今度アレルゲンが侵入してきた時にいつでも戦えるよう爆弾ロックオン状態になります。
(この時の状態を『感作』といい、まだアレルギー反応は起こっていません)

再度アレルゲンが侵入してきた時にマスト細胞と融合すると、抗原抗体反応を起こしマスト細胞が壊れて、爆弾炸裂!その中に溜め込んでいたヒスタミン、ロイコトリエン、プロスタグランジン等の化学物質が放出されます。



これらの物質は平滑筋を収縮させる作用や毛細血管の拡張、粘液の分泌促進の作用を持つ為、くしゃみ鼻水、痒み等のアレルギー反応となるわけです。

ラムネちゃんの場合も喘息があるので、粘液の分泌促進、そして毛細血管の拡張による体温上昇、それに伴い落ち着きがなくなったり興奮が続いたり。痒みや下痢の症状が出ています。
( ˘ •~• ˘ )💭

幸い、猫族は雑食性ではなく肉食獣なので、『じゃあ全食事から穀物を抜いたらいいじゃない』『もしそれでもアレルギー反応が起これば、穀物以外の何かが反応しているということだよね?』
という結構簡単なロジックが。これは天からの助けです。
とりあえず食べ物から完全に穀物を抜いてみました。そしたら今まで下痢止めを病院で処方してもらって止めていたものが、お薬なしで止まった!→穀物アレルギーです



病院で処方されている医師推しなフードは、完全にグレインフリー(穀物抜き)というものではありません。提携しているメーカーが製造時に『穀物が入っていても、タンパク質を細かなレベルで分解してしまっているものなので、アレルギーが起こりにくいフード』としてのレベルのものと、『完全に加水分解してしまってるのでアレルギーは起こりません』というレベルのものがありますが、いずれも穀物を含んでいるフードでした。

上の図(アレルギー反応図)で行くと…この加水分解をしてタンパク質の分解ができてしまっている物質は、マスト細胞と融合できないので、爆弾は破裂しませんよ、というものです。

このフードは個々のアレルギーレベルに合わせて処方、利用すれば良いものになりますが、ラムネちゃんの場合だと穀物入りでもタンパク質分解したものよりも現在市販のフードでグレインフリー(穀物抜き)の方が目的に合っている気がするので、しばらくはグレインフリー食で様子を見ることにしました。

病院でもらって帰った療法食で、完全に加水分解してない、少し緩めのフードの方を与えてみた所、ちょっと『半当たり』だったのです。
…あ〜ぁ(-ω-;)💦
それで、そのフードに使われている原材料を見てみると《米》と《ダック》の文字が。もしかして…米?(;´・ω・)ウーン・・・???

《ダック》とも表示がありますが、今はグレインフリー食との違いを試験したいので、とりあえずダックは置いといて、ママん、米に注目します。

グレインフリー食だとアレルギーが収まったけども、このアレルギー療法食を食べるとアレルギー反応が起こった。→この中に含まれる穀物は米。色んな穀物がアレルゲンだとして、米もその中のひとつになってる可能性が大。
(;´・ω・)ウーン・・・

米といえば、結構キャットフードに採用している会社が多く、キーちゃんの大好きなシシア缶にも米はまんまの形で入っておりました。
( ̄▽ ̄;)!!
…ラムネちゃんはシシアを食べると具合が悪くなるので、本能的にキーちゃんのようにガツガツとは食べなかったんでしょうね…

本人気付かずにでも『何となく具合が悪い』という症状は、アレルギーには多いことなのです。

そして、ママんは…( ಠдಠ)ハッ!…と気付く…

…ん…?そういえば…猫草……!!?!

Σ(´□`;)Σ(´□`;)Σ(´□`;)Σ(´□`;)

(写真は過去記事のものです)

アレって…『イネ科』だよね?!?Σ(´□`;)

そういえば、ラムネちゃん以前に喘息が酷くて病院行った時に、その時の医師からも「今の時期ですと、イネ科の花粉かな???」
とか言われた記憶があります。
それを思い出し、ママんは…

ラムネちゃんに見つからないように……

コッソリと猫草農場を撤去。(T_T)





ラムネちゃん、あんなに気に入って毎日通うの楽しみだったのに…ゴメンね😭💦

案の定、ラムネちゃん、必死で探してママんのところまで
『ねぇ…草がないんだけど。(=_=)』
とやって来ました。

う…う…うん…(*´・∀・)*´-∀-)ウン💧
草……枯れちゃったんだね………(T_T)

という事を何回も繰り返しながら…慣れていくしかないですね。

元々はラムネちゃん、猫草食べなかったんです。外に生えてる野良草しか食べなかったのを、お家でも楽々安心で食べられるから♡と要らんこと取り入れたママんのせいだぁ~
うわーん😭💦ごめんなさい~🙏💦
な結果です。

もしかしたら猫草はアレルゲンでは無いかもしれないけれど、これも『可能性のあるものは全部除去』してみて、アレルギーを押さえ込んでから、猫草だけを試してみる→〇か✕か?
という試験的な判定をしないと分かりません。

アレルギー判定はメリハリが重要です。ダラダラと『これは好きだから…量を減してちょっとだけ…』というのが1番ダメなやつです。

キッパリと全部除去してゼロスタート!

アレルギー起こしてない状態を保ち、怪しげなやつを怖々試して〇か✕か?!?の判定作業の繰り返しなんです。\_(・ω・`)ココ重要!


一番怖いのは、ただの腹痛や風邪では死なないが、喘息やアレルギーでは死ぬ。という事。アレルギーもレベルによりますが、アレルギーによるアナキラフィシーショックを起こすと最悪の場合は死にます。
アレルギーによる体調不良を長年放置すると、寿命も変わってきます。元々持って生まれた寿命を全う出来ない可能性があるということ。
大切な命、守ってやらねばなりません。




話が長くなりすみませんなんですが、もう一つ余談を。
猫は基本肉食獣なのに、キャットフードのメーカーが何故穀物を沢山使用しているのか?という話ですが、ミネラルや栄養素を…という理由もあるでしょうが、殆どはフードの『かさ増し』や『色上げ』です。

どうしても穀物を抜くとフードの色は黒くなり、美味しそうではありません。(@_@)
それに、原材料の肉類(魚肉)の節約にもなるし、味も美味しくなる。
クッキーみたいなもんです。

でも、猫の身体的には穀物は腸で消化吸収できない仕組みになっていますので、食べたフードの中の穀物は消化吸収しないで排出💩されることになります。

ママん、今回のフード切り替えで、一番驚いたことは💩❗❗
ラムネちゃんはずっと軟便だったのでアレなんですが、我が家はキーちゃんは毎日💩
モリモリ(*•̀ᴗ•́*)و ̑̑!!
元気だゾ~!なモノを排出しておりましたので…(笑)
ちょっと下な話で申し訳ないんですが…
キーちゃんの大きなモリモリ選手権は…まるで『…これ、ワンコの???』(@_@)?
というような立派なヤツだったんです。

それがですね……

ちょっとちんまりな…小盛ちゃんに。(笑)

そんだけ『かさ増し』されていたんだァ~!
!Σ( ̄□ ̄;)!!!
…と、プチショックでもありました。
要は、消化吸収されて出てくるタンパク質のみの💩という事ですね。(笑)

食べるフードの量は変わらないのに、💩の量は変わる!気がついた時目からウロコでした。
(゜д゜)

…なんか後半💩マークばっかですみません
(笑)←でも大事な事だョ♡( ´艸`)










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コメント (20)
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