お父ちゃん堪忍やで

2015-08-30 09:42:31 | 日記
父の葬式の当日に長男の兄は十二指腸潰瘍で入院して居たのを
一時外出で帰って来た、うちも裕ちゃんが風邪気味でご機嫌が
悪いので手が離せずに代わりに健さんが朝から母に頼まれた用事を
嫌がらずに何でも引き受けて走り回っていた、貧乏しながらでも
あの豚小屋の中で町会の役をしたり、福祉の役をしたり
母が色んな事をして居たので、しきびの数が70本位来ていた、
受け付けを町会に人に頼んで居た市会議員の関係、学校の関係
姉ちゃんの旦那さん、結婚はしてないけど次男の良さんそれから
うちの健さんを並べてと初めに言って置いたのでその様に並べられて居たが
後から町会の関係の人のしきびが来た時にその事を聞いて居なかった人が
健さんの分を一番後ろに持って行った
外から帰って来た、健さんが(なんや、これは俺は一番後ろか)と
怒鳴っているのを聞いて吃驚して見に行き係りの人に直ぐに場所を変えて貰った
けど、怒りは収まらず(こんな人を馬鹿にした様な式は止めてしまえ)と
怒りまくって居た、母がなんぼ誤っても聞き入れ無かった、
うちも朝から兄ちゃんの代わりに健さんが色んな用事をしてくれて居るのに
何でこんなに気の悪い事に成ったのと言いながら気を直してと頼んだが
聞かなかった、母が人目も気にせずに手を付いて誤ったのを見て
健さんも黙って納得してくれた、お父ちゃん堪忍やで許してな。