次男から薦められて母の日に彼から届いた本なのだが、ずっと返却期限日がある図書館の本を優先して今頃になって読み始めた。
これが何ととても面白い!興味深くのめり込んで読み進めている最中だ。
よくもまあ、ハードカバーのこんな重い本を通勤電車に持ち込んで読んだこと。「たぶん、母も好きだよ」と携帯で云っていたように、彼と私の趣味はだいたい一致する。最初に貴志祐介を紹介したのは彼がまだ中学生だった頃。「青の炎」だった。主人公の高校生が湘南ロードを自転車で走るシーンから始まるのだが、息子は先週文章を思い描きながら主人公と同じ道を自転車で走ったと語った。ふーんと私は一言で片付けたが、胸の内はそうかそうかとほくそ笑んでいたのだ。
私と違い理系の息子だが、私のDNAがしっかり受け継がれているようで嬉しい。
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奔放な想像力で1000年後の日本を描き出すSF冒険小説だ。機械文明は壊滅し、精神力で物質を動かす「呪力(じゅりょく)」によって、ユートピア生活が営まれる未来。利根川流域の水郷の町に暮らす少女・早季は、封印された過去に触れてしまう。知性を持ったバケネズミなど異様な姿に進化した生物たち。悪鬼や業魔という人間の暗部にかかわる都市伝説。謎を巡り、どこか懐かしくもある成長物語。植物や生物に興味があるので、時々ネットで検索しながら読み進めている。
貴志祐介は京大の学生だった30年前に着想を抱いたとインタビューで語っている。題名はドボルザークの交響曲からもらったそうだ。
「ローレンツの動物行動学の本でオオカミなどと違い、人間が不完全な攻撃抑制力しか持たないことを知った。知力で大量破壊を引き起こすまでになった人間が、さらに大きな力を得たとき何が起こるのか考えさせられた、作家や人間として吸収したすべてが入っている。これを書かずに死ねない」
1100ページ近い大作は上下2巻です。
これが何ととても面白い!興味深くのめり込んで読み進めている最中だ。
よくもまあ、ハードカバーのこんな重い本を通勤電車に持ち込んで読んだこと。「たぶん、母も好きだよ」と携帯で云っていたように、彼と私の趣味はだいたい一致する。最初に貴志祐介を紹介したのは彼がまだ中学生だった頃。「青の炎」だった。主人公の高校生が湘南ロードを自転車で走るシーンから始まるのだが、息子は先週文章を思い描きながら主人公と同じ道を自転車で走ったと語った。ふーんと私は一言で片付けたが、胸の内はそうかそうかとほくそ笑んでいたのだ。
私と違い理系の息子だが、私のDNAがしっかり受け継がれているようで嬉しい。
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奔放な想像力で1000年後の日本を描き出すSF冒険小説だ。機械文明は壊滅し、精神力で物質を動かす「呪力(じゅりょく)」によって、ユートピア生活が営まれる未来。利根川流域の水郷の町に暮らす少女・早季は、封印された過去に触れてしまう。知性を持ったバケネズミなど異様な姿に進化した生物たち。悪鬼や業魔という人間の暗部にかかわる都市伝説。謎を巡り、どこか懐かしくもある成長物語。植物や生物に興味があるので、時々ネットで検索しながら読み進めている。
貴志祐介は京大の学生だった30年前に着想を抱いたとインタビューで語っている。題名はドボルザークの交響曲からもらったそうだ。
「ローレンツの動物行動学の本でオオカミなどと違い、人間が不完全な攻撃抑制力しか持たないことを知った。知力で大量破壊を引き起こすまでになった人間が、さらに大きな力を得たとき何が起こるのか考えさせられた、作家や人間として吸収したすべてが入っている。これを書かずに死ねない」
1100ページ近い大作は上下2巻です。
我が家では、長男…登山 次男…土木 長女…競技チャーで一番上(高所) 趣味、仕事、クラブ活動 それぞれ頑張っていますが。 3人とも私に似ているようにも思えます。
なんだか嬉しくもありますね。
ところで、野口 雨情 …の文学碑が建立されています佐世保の弓張岳に登ってきました。
デシカメのメモリーも充分でしたので、撮影してまいりました。
7つ星弁当…大親分が不在の日様子、ご苦労が手にとるように分かります。大変ですが頑張って下さい。
YANさん似でしたら、きっと穏やかで控えめな優しい子供さんたちでしょうね!
私は、子供達はpole-poleに似てくれた方が安心だと昔から思っています。私より夫の方が出来た人間だと傍らでいつも見ながら暮らしています
私はまだまだ修行不足です・・・
貴志祐介氏の「天使の囀り」「青の炎」「クリムゾンの迷宮」「13番目の人格」「黒い家」
中で「天使の囀り」と「黒い家」が好きでした。
いやいや、好きというより読み始めたら最後まで捕らえられて逃れられなかったという感じです。
怖かったけれど面白かった!他のはうろ覚えです。
「新世界より」面白そうね!
金、土、日と週の後半は七つ星と山行が入るので、どうしても忙しくなってしまいます。
何と言っても私には「13番目の人格」ISORAは衝撃でした。でも今回の作はそれ以上かも!
「天使の囀り」は、途中猿の脳を食するのが描かれていて気分が悪くなりで止めた記憶有り。