晴山雨読ときどき映画

“人生は森の中の一日”
山へ登ったり、本を読んだり映画を観るのは知らない世界を旅しているのと同じよ。
       

8月末の雲仙お山?

2020年08月29日 | 

8月も今週で終わりとなると、暑さを耐えて登っとかなくちゃ! 見出し画像は9時頃の仁田峠展望台から観た対岸の熊本の様子ですが、登山口までいく車道の両側にはノリウツギの花が残っていました。夏の盛りに咲くノリウツギの花には深い思い入れがあります。(和名では「糊空木」、粘液を和紙を漉(す)く時のつなぎ剤として使われていたため)。山を始めてまもなくノリウツギが別名で「 サビタ」と呼ばれているのを知りました。小学生の頃「サビタの花」や「サビタの湖」という歌を聴くたびに、サビタの花に想像を膨らませたものです。小説でも北海道出身の原田康子さんのデビュー作が「サビタの記憶」でした。

仁田峠にはススキの穂が揺れています

登山道に入った途端にシギンカラマツ(キンポウゲ科)がお出迎え!

ソバナ

筑紫見返り草(ツクシミカエリソウ)はほとんどが未だ蕾、今からです。

イタドリの花は騒々しく

クサアジサイ

ヤマシグレの実

春に皆を魅了したオオヤマレンゲはちょっとぐろい実に。いつまでも美貌があるわけではない・・・。大きい画面ではお気の毒なので縮小画面で。(クリックしたら大きくなります)

 ⇒

ムシカリの実

フクオウソウの蕾

このルートで記憶をたどりやっと見つけた大文字草。山頂にはもっとあるはずだ!

アキノキリンソウ

葉が細長いのでコクランとは違いますよね?(下の画像はコクランですが、どななたか教えて下さい)

(コクラン)

シシウド

ぶれてしまい1枚もアップできる画像がなくてお借りしました。雲仙のホツツジは萼片の先が鋭く尖っているんですよ。

下山後は雲が取れて天草がくっきり見えました。

山頂まで行かず風穴の前でランチをすませ新道を往復しましたが、それでも暑かった! 久々に逢えた花々に錆びついた記憶を奮い立たせ花の名前を思い出すのに一苦労、ストックを突くたびに「何だったっけ?」????を繰り返している内にするっと花の名が出て来ると自信が戻ります。ブログ開設から4485日となりました!

 


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2 コメント

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Unknown (bamboo)
2020-09-08 14:50:54
そうそうホソバシュロソウでした! 
お蔭さまで記憶の糸をひとつつなげました。
そちらのブログでソバナを観に英彦山へ出かけられていてへぇ~と私も思ってました。近い所でロープウェイ乗り場からもみじ別れまでのコースに咲いています。この大文字草は新道では一株だけでしょうか。山頂の霧氷沢には群れているはず・・・。今年はもう咲き終わっているかもしれません。
台風は報道されたよりはおとなしめでしたが、風は吹きましたね! 昨晩遅く停電がやっと復旧し、パソコンも繋がりました。我が家は海が見渡せる高台の住宅地で頗る怖かったです。ホテルは宿泊するにも満杯、避難所に行かれた方も結構いらっしゃいました。
片付けも済んだのでそろそろ山へ行けそうです!

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いいですね~雲仙 (へこさん)
2020-09-07 06:48:06
おはようございます、bambooさん。
雲仙はいいですね。
綺麗な花がいっぱいあって!
ソバナやダイモンジソウを急登を上らずに見れるんですよね~
いろんな花、綺麗な花がいっぱいあって、雲仙はいいですね~~羨ましいです。
葉っぱが細長いのは「ホソバシュロソウ」でしょうか?

こちらは、台風10号がまだ近くにいてゴーゴーいっています。
そちらは大丈夫ですか?
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