4167.~ひらがな習得~
「知的障害・発達障害をもつ生徒さんの 個性と可能性を伸ばす!」: 造形リトミック・発達支援教室 Elephas(エレファース)
・・・明るく、楽しく、さわやかに・・・
~今日のElephasブログ:「めきめきと読み書きが」(8月26日)
おはようございます。国立北口教室の今村です。
先月から教室に通う小学3年生のOくん。
授業の終わりに、
「先生、いろいろ手伝ってくれて、ありがとう」と言って来ました。
授業中もちょっとした時に自然に、
「ありがとう」と言い、講師も嬉しくなります。
「ディスレクシアと診断されました。ひらがなが、あ行とか行以外は3年生になっても覚えられていません」とお母様よりお話を伺いましたが、
今までなぜ出来なかったのか不思議なくらいめきめきと読み書きが出来るようになっています。
その姿は一生懸命で楽しそうです。
先日は、描いた絵の下に、『ひらたくわがた』と一人で書き、うちわに貼って仕上げとても嬉しそうでした。
生き物が大好きで夏の虫を10匹以上の他にヤモリとイモリとカエルを飼って世話をしているとのこと。
リアルな飼育の話を聞かせてくれます。
図鑑がすらすら読めるようになったらどんなに楽しいか…。
まだ講師との学習は始まったばかり。
その日が来ることを想像しています。
◇ワンポイント・メッセージ
「ひらがなの読み、今までなぜ出来なかったのか不思議なくらいめきめきと読み書きが出来るようになっています」とのこと。機が熟したと云えばそこまでですが、あ行とか行は習得できていたのですから全ひらがな習得の可能性は大いにあったわけです。入会されて1か月での成果。機能の変化と云うより、教材や学習環境、講師の働きかけや講師との安心感がきっかけとなっての変化と云えそうです。Oくんの成果は多くの生徒さんに期待できます。