3910 .~表現:原形から応用形へ~
「知的障害・発達障害をもつ生徒さんの 個性と可能性を伸ばす!」: 造形リトミック・発達支援教室 Elephas(エレファース)
・・・明るく、楽しく、さわやかに・・・
~今日のElephasブログ:「立体感が見事に!」(11月2日)
おはようございます。武蔵境教室の小泉です。
年長のSくんとブドウの貼り絵をしました。
まず歌唱造形でブドウの歌を聞き、丸く切った紫の折り紙を画用紙に貼りました。
Sくんは迷いなくテキパキと貼っていきます。
「ブドウの粒と粒の間が離れてしまわないようにね」と注意を与える間もありません。
ところが、隙間ができるどころか、適度に左右上下重ねて貼り終えました。
立体感が出て見事でした。
講師が準備していなかったクルクルと丸まったつるもクレヨンで描き加えて、完成です。
Sくんにはいい意味で予測を裏切られることが多いのですが、今回も講師として教えられる出来事でした。
◇ワンポイント・メッセージ◇
年長さんでここまでの表現とは、すばらしいですね。折り紙を使ったこの制作の後にもう一度描いてみると、今度は描き方も変わってくるかもしれません。表現したい形態によっては、描く順番も変わってきますね。造形リトミック「歌唱造形」の学習モデル、原形から応用形、比較、修正、探求へと進んでいきます。Sくんの成長が楽しみですね。