そらまめ~楽しみのかけら探し

犬石~石宮神社

出雲風土記に松江市宍道町の白石(はくいし)にある石宮神社が掲載されています。
www.jalan.net/kankou/spt_32307af2172005716.html
犬は、人間に飼われる以前は、山と里の世界を行き来する神聖な使い。
猪は、春に山神を連れてくる使いとされていたようです。
  
この赤いマークきっと見たことがあったのでしょうが、しっかり見たのは人生初めてです。
見過ごして来た、ぼんやり出雲人です。
  
本殿裏の犬石です。この御神体が押したせいか、本殿は崖っぷちにありました。
パンパンと柏手を打って下がると落っこちそうです。(道路拡張のせいかも?)
 
こちらの狛犬はにっこり可愛い。プリッとしっぽを上げています。

鳥居の両脇が猪石。【大字白石字宍岩の女夫岩(めおといわ)説もあるそうです】
三つの石は、なんと『出雲風土記』に記載されている大きさと同じです。
石は、風土記が書かれていた当時からあったのかしら?
犬石は長さ2m、猪石は、8mあります。

犬と狩りに出ると、沢山の獲物がとれたということから、
「ここ掘れワンワン」で有名な『花咲かじいさん』の昔話が作られたようです。
犬は人間に飼われるようになっても、幸せをもたらす動物ですね。

***11月亥の日に神輿行事があったり、書き切れないのが風土記です。
   石宮神社には、4月29日に参拝したのですが、
   色々調べると諸説があり、まとめるのが難しいことが分かりました。
   この記事は、『こども出雲国風土記』(川島芙美子著)を参考にしています。
   調べ過ぎると頭が重くなるそうなので、今年も軽~い気持ちで出雲を回ります。***

生まれ育った松江に訪れる人が増えるように松江紹介。
日々、手編みやガーデニングを楽しんでいる。

コメント一覧

そらまめ
ししぢ=宍道町
猪の石から「ししぢ=宍道」という町名が付いたらしいですね。

主人に偉そうに話たら、「お前はそんな事も知らなかったのか」と・・・。
広島県人より、知らないことの多い出雲人です。(が~ん)

てっきり宍道湖に近いから宍道町というのだと思い込んでいました。
mokaパパ
 私も一度、石宮神社に行きました。
神話の時代からこの猪石があったとは・・・

それにしましても、軽い気持ちでよく調べられますね(感心)、私も「出雲風土記登場地の石碑」があるところは、何故かすぐに立ち寄ってしまいます。

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