花筏（はないかだ）

散歩道の川面もすっかり桜の花びらに
染まってしまいました。


撮影日09-04-07



風が吹いてきたら花弁は一ヶ所に集まって
帯状に流れまさに「筏」になるでしょう。



水面に落ちた花びらは最後の命のお披露目です。
皆がわたしを見て喜んでくれました。

メジロもヒヨドリも
わたしを啄ばんで春を謳歌してくれました！

車椅子で来た少女も私を見て
にっこりと微笑んでいました。

デジカメを持ったおじさんも何度も
シャッターを切っていましたっけ！



花弁を落とした桜の木は葉桜となり
風薫る季節の準備に入ります。




同じ川沿いを歩いていたら
フェンス越しにす～と高く伸びて
白い花が咲いていました。
梨の花でしょうか？
穏やかな昼下がりです。