ダルマ萩

一週間前にダルマ萩を花屋さんで買ってきました。
何故か今年は自分で買いたくなったのです。

昨年まではこの時期は浅草に彼岸詣りの帰りに向島百花園により
「萩のトンネル」を写してきました。それで満足でした。
萩の花を手元に置きたい心境になったのは初めてです。


ダルマハギ和名ケハギ。ハギ属。落葉低木。
ダルマハギは萩の中間でも最も花が大きいのが特徴。性質は強健。日蔭は不適。

花屋さんで買い求める時に「カンカン照りで風が強く吹いてても大丈夫な花」と
言ったらこの萩を薦められました。



真すぐに上に伸びる枝もあれば、
枝垂れる枝もあり風情を感じます


今朝屋上に上がりびっくりしました。


萩の鉢のそばに置いてあるクレマチスが一輪咲いていたのです。
昨日まで蕾のあることも気づきませんでした。
我が家のクレマチス春には咲きますが秋に咲かなかったのです。



春に咲くクレマチスの色はこんな色です
それがナナントこの色ハギの色にそっくりでは
主がこの一週間ダルマハギばかり観ていたのでクレマチスは
「私の事も忘れないで～」と自己主張したのでしょうか？



もう一鉢のクレマチスの中にはケイトウが我が物の顔に咲いていました。



萩の花は色々と多くの歌が詠まれていますね。



「秋風は涼しくなりぬ馬並（な）めて　いざ野に行かぬ萩の花見に」　万葉集
　　　　　　


「白露を　こぼさぬ萩の　うねりかな」　松尾芭蕉


「萩の風　何か急（せ）かるる　何ならむ」　水原秋櫻子


私は秋風が吹いてきてもマイペースでいきますワ！
ただしインフルエンザには罹りたくないですね。