![]() | 彼らが本気で編むときは、 [Blu-ray] |
クリエーター情報なし | |
ジェイ・ストーム |
母と2人暮らしの小学5年生トモは、母が男を追って家を出て行ってしまい、一人で放置されてしまう。こうしたことは初めてではなく、トモは以前も頼った叔父マキオの家へと向かう。優しく迎えてくれたマキオの傍らには、初めて会う女性リンコがいた。マキオの恋人だというリンコは、男性として生まれ、性別適合手術を受けて女性となったトランスジェンダーだった。明るく優しい彼女は、おいしい料理やかわいいお弁当を作ってくれて、トモコは実の母からは受け取ることのなかった家庭のぬくもりや愛情を感じていく。
WOWOW ★★★☆
生田斗真。。。綺麗(爆)
先日、同性パートナー条例第1号カップルが別れたとニュースになりましたが、逆に言えばまだまだ普通のことじゃないということの証明のようなもので。LGBTは随分認知はされてきましたが、あくまでも「普通」のことならば別れることも普通にあるわけで、こういうことがニュースにならないようになれば初めて世間に認知されるということなんだろうなぁって思います。
さて、この映画は現代社会にある多くの問題をテーマにしています。一番の問題点は母親の育児放棄です。とても嫌な役をミムラが演じていましたが、ことの発端はこのネグレクトです。また老人問題にも触れていて、ちょっと残念なのはどれもこれもちょっとだけかじった感じで、そのことについて掘り下げて言及されていない点かもしれません。
しかし、主となる話はとてもよく、疑似親子というか、疑似母娘の関係もなかなか良かったのですが、ヒロインの同級生の男の子の問題を扱うのはちょっと欲張りすぎたかもしれません。彼の母親役を演じた小池栄子も損な役回りでしたが、ああいうことは「影」で言う。。。って、それじゃ映画にはならないか(笑)
この映画で主人公の祖母役を演じていたりりィですが、とてもこの撮影後半年くらいで亡くなったとは思えません。
ま、同級生の男の子もLGBTだから、
リンコさんのテーマとも共通してるからいいかな~
やっぱ老人問題は欲張り過ぎで、
これさえなければ5点にしちゃったかもw
母娘のことをもっと描いても良かったかもなぁ。。。
あのままじゃ、また同じことの繰り返しのように感じるし。