ある日、皐月杯と呼ばれる百人一首の大会の会見収録が行われていた大阪の日売テレビ局内で、爆破事件が発生する。コナンは崩壊するビルの中に取り残されていた西の名探偵・服部平次とその幼馴染の遠山和葉を辛うじて救出するが、犯人も犯行目的も見えてこない不可解な状況に違和感を抱く。そんな中、コナンたちの前に百人一首の高校生チャンピオンで平次の婚約者を名乗る謎の女性・大岡紅葉が現れ…。
WOWOW ★★★☆
大阪と京都が舞台ということで、そのロケーションがなかなか丁寧に描かれています。特に読売テレビ界隈・・・京橋あたりの雰囲気はよく描けています。ただ、やはり物語の始まりは爆破ですが(笑)
コナンをずっと観てて、何回も書いていますが爆破のシーンが本当に多いです。もちろん映画的にも派手な打ち上げ花火って感じでいいのですが、もう少し違う見せ方をしても良いのかと。
テーマが「百人一首」っていうのもなかなかいいですね(笑)
この映画が公開されていた頃、広瀬すず主演の「ちはやふる」3部作も公開されており、ちょっとしたブームだったかもしれません。
ちはやぶる 神代も聞かず 竜田川 からくれなゐに 水くくるとは 在原業平
しのぶれど 色に出でにけり わが恋は ものや思ふと 人の問ふまで 平兼盛
瀬をはやみ 岩にせかるる 滝川の われても末に 逢はむとぞ思ふ 崇徳院
崇徳院は上方落語でもおなじみのキャラですが、最凶怨霊キャラとしても有名で、こういう切ない恋歌を読める人と最凶怨霊キャラはどうしてもかぶりません(笑)
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます