![]() | 億男 (文春文庫) |
川村 元気 | |
文藝春秋 |
「お金と幸せの答えを教えてあげよう」
宝くじで3億円を当てた図書館司書の一男。
浮かれる間もなく不安に襲われた一男は「お金と幸せの答え」を求めて
大富豪となった親友・九十九のもとを15年ぶりに訪ねる。
だがその直後、九十九が失踪した―――。
「億男」と書いて「おくおとこ」と読ませるわけで、タイトルを初見したときには「おくお」だと思ってました(笑)
で、文庫本の帯に「佐藤健」「高橋一生」で映画化ってあったので思わず買っちゃいました(笑)映画化される作品はよほど興味がない作品以外は読んでみたくなるわけで。
お話の内容は、有る種の啓蒙書っていうか、10年ほど前に流行った「夢をかなえるゾウ」みたいな雰囲気で。。。って、もちろんガネーシアは出てこないんだけど、古今東西の偉人たちの格言がいろいろ出てくるのも少々うざい感じです(笑)
で、ぶっちゃければ。。。面白くなかった(笑)
大人の童話という見方もできるんだけど。
一番疑問に思ったのは、この二人の配役なんですね。原作では同級生なんだけど、彼ら二人は学年で8歳違うんです。
どうしてこんなキャスティング?(笑)
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