極私的映画論+α

+αは・・・日記です(^^;
最近はすっかり+αばかりになってしまいました(笑)

隠し砦の三悪人 THE LAST PRINCESS (2008) 118分

2008-05-10 15:04:37 | 日本映画(映画館)
 時は戦国時代、とある地方に秋月、早川、山名という互いに隣接した3つの小国があった。ところがある日、秋月が突然山名に攻め入られ陥落。しかし、莫大な秋月の軍資金は城から消えていた。一方、その軍資金探しを強制させられていた金堀り師の武蔵と木こりの新八は隙をみて逃走、すると偶然にも秋月の隠し金を発見する。だがそれも束の間、2人の前に現われた六郎太という男とその弟に囚われ金も奪われてしまう。

映画館 ★★★☆

 昨年12月公開の「椿三十郎」は、基本的にオリジナルの脚本をそのまま生かし、台詞カット割りもまったく同じでしたが、今日から公開のこの映画はオリジナル脚本を脚色化し、今風な映画となりました。

 開始5分ほどで主要4人が全員登場するという、とてもスピーディな展開はなかなかよかったと思います。4人が4人ともいい演技でしたが、松本クンがちょっと弱いかな?今風にアレンジをするために恋愛の要素も必要なんですが、もう少しどきどきさせてほしかったかも。

 話が進むにつれ、盛り上がっていくんだけど、ラスト30分ほどが残念なことにちょっと「ご都合主義」に見えたことが残念でした。
それでも、オリジナルを知っている年配の人には物足りないかもしれないけれど、ちょっと残酷だけど子どもにもわかるお話になっていると思います。

 オリジナルと比べることはやはり酷ですね。

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