最大震度7の巨大地震が東日本を襲った直後、福島第一原子力発電所(イチエフ)は巨大津波によって全電源を喪失、1~3号機の原子炉と定期検査中だった4号機で通常の冷却機能を失う非常事態に見舞われる。それまで多くの日本人が信じていた原発の安全神話は一瞬にして崩壊し、このまま原子炉の冷却ができない状況が続けば、メルトダウン(炉心溶融)が現実となり、東京を含む東日本の広域に壊滅的な被害をもたらす危機が迫っていた。そんな中、1・2号機当直長の伊崎ら現場作業員たちは、吉田所長の指揮の下、懸命に状況の把握と事態の収拾に奔走するのだったが…。
WOWOW ★★★
実際にあった話の映画化は正直感想が書きづらいです。しかもこの事故はまだ終わっていないわけで、本来ならいつになるかはわかりませんが、危険区域もなくなり住民が全員戻れた頃に。。。って、まず不可能だと思われますが。
現時点でまだまだ原子力発電所と戦っているわけなので、すべて解決したときに観たい映画です。
で、先程も書いたように、そういう日が来るのかどうか。
渡辺謙演じる福島第一原発 所長吉田昌郎のみ実在の人物で、彼は若くして亡くなっているためかもしれませんが(劇中ラストシーンも彼の葬儀でした)東京電力は東都電力と名前を変え、この映画には一切関係していないとの立場をとっています。
やっぱ、実話の映画化は辛いものがありますね。
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