極私的映画論+α

+αは・・・日記です(^^;
最近はすっかり+αばかりになってしまいました(笑)

村上春樹 二冊

2016-10-28 21:19:31 | BOOKS
女のいない男たち (文春文庫 む 5-14)
村上 春樹
文藝春秋


職業としての小説家 (新潮文庫)
村上 春樹
新潮社




 村上春樹の新刊文庫本が2冊出ています・・・ってももう随分経ちますが(笑)

 短編集の「女のいない男たち」の方は、文藝春秋に連載された時に読みましたが、文藝春秋に収録されず他の雑誌が初出だった「シェエラザード」はなかなか面白かったです。
 シェエラザードって、「千夜一夜物語(アラビアンナイト)」のヒロイン?で、妻の不貞を見て女性不信となったシャフリアール王が国の若い女性と一夜を過ごしては殺していたのを止めさせるため、大臣の娘であった彼女が王のもとに嫁ぎ、毎夜色々なお話をして命を永らえたというお話です。この短編も男と交わった後にお話を聞かせてくれる30半ばの子持ち女性がヒロインなのですが・・・これがなかなか面白かったです。


 自伝的エッセイでもあり、ネット販売に対抗するために紀伊國屋書店が本書の初版10万冊のうち9割を出版社から直接買い取ったことで話題となった「職業としての小説家」ですが、これはまだ読み始めたばかり(笑)


 実は私、村上春樹の作品って「ノルウェイの森」と「1Q84」と「色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年」しか読んだことがないんです(笑)

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