一昨日の7月15日、会社でお昼のサイレンが鳴った直後にヘリコプターの爆音が聞こえてきました。
中部電力の送電線と鉄塔そして会社の変電設備を点検するために中部電力がチャーターした巡視ヘリコプターがやって来ました。特高変電所の真ん中まで走って行って手を振ろうかと思いましたが、この暑さでは階段を駆け上がることは出来ません。(特高変電所のカギはポケットに入っています。)もう少し若ければ走って行ったかもしれません。仕事中は携帯を持っていないので写メは撮っていません。
中部電力の羽黒ー中農線の7万ボルト(特別高圧)の幹線から会社は電気を引いています。(詳しくは『鉄子だっていいじゃない。』でやけに詳しく説明してあります。)会社専用の引き込み鉄塔が3本有ります。会社の向かい側の山からヘリコプターは超低空で近づいて来ました。特高変電所を超低空で旋回して送電線に沿って戻って行きました。写真を何枚かは撮っていると思います。(最近は中部電力岐阜支店の大口営業の担当者と面識が無いので無理な注文は出来ません。)
随分昔の話ですが、ゴールデンウィーク最後の深夜に特高変電所のトランスが雷でやられた時にトランスメーカーの営業担当者の助言もあり(アマチュア無線と言う共通の話題が有り、親交が深かった事もありすぐに連絡が取れました。)、中部電力とその子会社シーテックのおかげで特高変電所の仮復旧が早期に出来ました。(シーテックは定期点検の関係で携帯番号を全員分聞いていました。?この件を参考にシーテックは24時間体制で緊急事態対応の部署を設置したようです。?川辺ダム発電所にに置いてあった中部電力の移動変?緊急事態に対応するための移動用の予備設備のトランスで通常は借りる事は出来ないと思います。?を借りることが出来て、さらに通常深夜しか移動できないのを持って来てもらった事は非常にラッキーだったと思います。)、その間必要最小限の設備を仮設発電機で応急の操業を実施して24時間後には100%の能力で操業することが出来ました。(構内の高圧ケーブルを点検し絶縁低下を確認したので高圧ケーブルの交換も同時に実施しました。)高圧と低圧はトーエネックにお願いしました。(100%の復旧に数か月かかった事例はいくつも聞いています。)?トランスメーカーの作業員が本来工事予定が入っていて、来れ無い状況を愛知県の工作機械メーカー工場の電気主任技術者が自分の所は後で良いから彼の所の復旧工事に行って良いよと言って来てくれたのは大変有り難かったです。仮復旧中の変電所見学会(中農特高主任技術者協会・中部電力)に対象者では無かったですが見学に来てもらい良かったと思います。(来て貰う様に電話しました)?
お世話になった関係者の方々には本当に感謝・感謝です。
数か月後に特高変電所のトランスが修理完了して(栃木県小山市までトランス開放の立会いには行って来ました。)復帰工事中に偶然巡視のヘリコプターが一昨日のようにやって来て、すぐに中部電力関営業所の営業担当者に電話して撮影した写真が欲しいと頼んだら、その日の夕方にはわざわざ持って来てくれました。
偶然が重なっただけでそんなに世の中は上手くいかないと思います。