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病棟リハビリと訪問リハビリの違いは?

2022-02-16 14:45:27 | 日記

2月になり日も伸びてきましたが、雪が降り寒さが続いていますね

青梅ではちらほら梅の花が咲き始めました

みなさま体調はお変わりなくお過ごしでしょうか。

 

改めましてこんにちは。10月にスタッフ増員のブログ記事がありましたが、覚えていますでしょうか。

10月に訪問リハビリへ異動してから、はや三ヶ月…初めてブログを書くこととなりました!

異動する9月末までは回復期病棟(リハビリ専門病棟)で、入院患者様とリハビリを行なっていました。

今回は、青梅三慶病院回復期病棟のリハビリと訪問リハビリの違いについて、お話させて頂きたいと思います

 

当院の回復期病棟でのリハビリは、急性期病院(怪我や病気の治療)を退院し、自宅や社会に戻ってからの生活を少しでも元に近い状態に近づけるためのリハビリテーションを専門に行っています。そのため、怪我や病気で行い難くなってしまった基本動作(例:寝起き、歩行、体力作り)や、日常生活動作(例:トイレ、入浴、更衣、家事…等)を練習し、少しでも楽に行えるよう毎日1回40分~60分を、1日2回~3回実施しています。多い時で1日3時間、患者様と一緒に練習しています。リハビリ時間以外でも、病棟看護師、介護士が練習に付き添わせて頂く時もあります。

 

訪問リハビリでは、自宅に帰ってからの動作全般を確認して行きます。身辺動作や手すりや段差解消などの環境調整、入浴動作の確認や屋外歩行の練習、主婦の方や一人暮らしの方には家事練習を。復職、再就職を目指す方にも、仕事内容に近づけた模擬練習なども行っています。病院の中では実践的に行えなかったところを、自宅や自宅周辺で練習し身体を慣らしていきます。主に週1回~2回、40分~60分で行っています。

 

回復期病棟ではとにかくご自身の身体が少しでも動かせるように、身辺動作が行えるよう練習し、訪問リハビリでは自宅で直面している困ったことに対してアプローチでき、どちらも一緒に乗り越えていく楽しさや難しさを感じています。個人的には慣れ親しんだご自宅で、今後も安全に生活できるよう環境を調整していくことに改めて難しさを感じています。

 

病棟と在宅での違いを感じながら、毎日みなさまから色んなことを学び、楽しみながら関わらせて頂いています。

青梅は早くも花粉が飛散してきています季節の移り変わり目は体調を崩しやすくなります。コロナや花粉、寒暖差で身体が滅入らないよう、みなさまご飯をしっかり食べ、リハビリで適度に運動を行い、暖かい時期に向けて身体を整えていきましょう。

 

今月も最後まで読んで頂き、ありがとうございました


あけましておめでとうございます🌅

2022-01-24 14:15:05 | 日記

今年も宜しくお願い致します🙇‍♂️

 

コロナウイルスが急激に拡大し、油断できない状況が続いていますね😭

この時期は特に乾燥しやすいので部屋の湿度を気にしたり水分補給をこまめにして体調管理に気をつけていきましょう😊

 

 

今月は雪も降り寒い日が続いていますね❄️❄️

寒くなってくると筋肉がこわばりやすく、筋肉が伸び縮みしにくくなります。

 

脳梗塞の後遺症で指が開きにくい方は自然と指を曲げる方向に力を入れてしまい、結果として痛みに繋がることがあります。

 

 

そんな方に対し写真のような物(ハンドスプリント)を提案させていただきました。✨

(Amazonで800円ほどで購入できます。)

 

 

写真のような物を使うことで指を伸ばす機会が増え、可動域の維持が期待できます。

この方はテレビを見る時に付けていることが多いです。

 

 

この方は以前よりも指が伸ばしやすくなったと実感されています。

 

ハンドスプリントを使用しない時は手袋を装着し、冷えないように対策をしています🧤

 

 

このように訪問リハビリでは運動だけでなく、日常生活に対して、アドバイスや提案も行っています。

気になることがあればお気軽にご相談してください✨

 

 

最後まで読んでいただきありがとうございました🙇‍♂️


立ち上がり動作についての工夫

2021-12-23 12:28:32 | 日記

こんにちは!

気付けば12月も後半となり、今年も残り僅かとなりましたね😌

訪問スタッフは病院支給のダウンコートを装い、寒さ対策を行いながらリハビリに伺っております🚘

皆さまいかがお過ごしでしょうか?

 

今回は、「立ち上がり動作」について少しお話をさせていただきます!

 

日々無意識に行なっている動作かと思いますが、皆さま立ち上がり動作にどのくらいの「時間」がかかりますか?

 

立ち上がり動作とは、その動作事態が目的となるのではなく、トイレへ行ったり食席へ移動したりと、その後に行われる生活動作のためのいわば手段であると思います。ですから、自然とできる方は無意識に行われるわけですね。

 

しかし、「立ち上がりに時間がかかって大変」という方は多くの場合、下肢や体幹をしっかりと伸ばし切ることが難しく(曲がった姿勢=屈曲姿勢)、その状態で次の動作へと移行してしまいます。屈曲姿勢は、不安定となりやすいため動作が努力的となったり、バランスが悪くなったりと、その後の動作を行う上で不利な状況となるのです。

 

逆に、「時間をかけずにスッと素早く立ち上がれる」方は、そのような状況になりにくいと言えます。

 

これらを踏まえて!訪問リハビリにて私がよく提案させていただいていることがあります💡

 

それは、時間をかけずに素早く立ち上がれるように「椅子(座面)の高さをやや高めに設定する」ことです!※高いほど立ち上がりやすく、低いほど立ち上がりにくいです

 

↑クッションなし

(座面高40㎝)

 

↑クッションあり

(座面高40㎝+クッションの厚み3㎝)

肩の力が抜け、立ち上がりの直後の姿勢がよりまっすぐになっています。

 

日常生活の中で何度も行われる動作なので、椅子を高くし、楽に素早く立つ動作を繰り返すことで、効率的なタイミングでの筋収縮の学習に繋がります。椅子を高くすることが、効率的な立ち上がり動作習得に繋がるのですね!

 

当たり前のようにも、細かいことのようにも思われるかもしれませんが、この小さい工夫が大事だったり…と思っています。

 

「立ち上がりに時間がかかる」という方は、「椅子を高く」する工夫をぜひ行ってみてください☺️※効果については個人差あり

 

 

では、良いお年をお迎えください!


その後のお話

2021-11-30 20:54:17 | 日記

こんにちは、今月半ばころから急に寒くなりましたね!

当院訪問スタッフも、防寒対策をして青梅の端から端まで駆け回っています。

新型コロナウイルスの国内感染者数は一時に比べだいぶ減少しましたが、

海外で新たな変異種が見つかるなど、まだまだ予断を許さない状況かと思います・・・

季節性流行病であるインフルエンザも含め、引き続き、個人で行える対策を続けながら

感染予防に努めていきましょう

 

さて今回の投稿は、以前(今年5月頃)にこちらでご紹介した利用者様のその後のお話です。

自宅での自主練習の取り組みに関してご紹介しましたが、その後も継続的に取り組まれ、

麻痺側の足に体重をかけて歩けるようになられています。

始めは奥様介助の下、まっ直ぐ立つ練習を行われていました。現在では手すり無しでまっ直ぐに立ち続ける練習や、

奥様が近くで見守りながらの杖歩行練習に取り組まれています。

比較的平坦な場所ですが、ご自宅の庭にも杖歩行で行けるようになられています。

また、日常生活においてもお一人でできることがだんだん増えてきました。

(時々自主トレお休み気味になり、Fight❢の声掛けが必要なこともありますが・・・そりゃ誰だってそうです。

気にしなくても大丈夫笑)

ここで先日あったエピソードもご紹介させてください

ご夫婦行きつけの素敵なレストランがあるのですが、病気発症後は車いすで時々通われていました。

つい先日もそのレストランへ行かれたそうですが、

なんと、ご本人より「歩いてお店に入ろう」と提案されたそうです!

駐車場からお店入り口までは、すべて舗装されているわけでなく、複雑な傾斜もある道でしたが、

奥様介助の下、無事杖歩行にて入店できました。

さらに驚いたのは、お店の肘掛けの無い椅子に腰かけ、最後まで食事できたことです

普段車いすでの座位にて麻痺側へ姿勢が傾きやすく、椅子の肘掛けに体を預ける癖がありましたが、

この時は肘掛けの無い椅子で、しっかりと座りながら食事を楽しむことができました。

ご本人は最初から大丈夫だと思っていたようで、奥様と担当セラピストの想像を超えた結果でした。

未経験なことであっても、ご本人の前向きな姿勢に奥様が寄り添い、

チャレンジされた結果だと思います。

 

自宅内でご本人の”できること”が増えてくると、自宅内での”やりたいこと”が増えてきます。

そして自宅外での”やりたいこと”へ繋がっていくことがあります。

こちらの利用者様も、”やりたいこと”がどんどんでてきています。

もちろん奥様による支援が必要な部分もあるため、セラピストはお二人をサポートします

 

訪問リハビリでは、利用者様のそういった能動的な変化を大切にし、

ご本人・ご家族の目標達成に向けてお手伝いしていきます。

 

最後まで読んでいただき、ありがとうございました★


スタッフ増えました♪

2021-10-12 09:34:39 | 日記

こんにちは

10月 秋が深まってきましたね、紅葉も少しずつ色が付き始めた場所もありそうですね♪

今年も残す所あと3ヶ月です♪早いですね

 

 この度訪問リハビリスタッフが増員されました

現在 ・理学療法士(男性4名、女性1名)

   ・作業療法士(女性3名)

   ・言語聴覚士 院内と訪問業務兼務(男性1名) 計9名となっております。

 引き続き宜しくお願い致します

なお、現在空き枠がありますので随時お問い合わせください。

 ⇒青梅三慶病院 訪問リハビリテーション0428-24-7501(代表)まで

 

 さて、生活している中で「物忘れしやすくなった」「人の名前や漢字が思い出せない」等といった事がありませんか?

利用者様の中には認知症予防として頭の体操をやりたい! とおっしゃる方もいます。

今回自主練習で<脳トレ>として大人の計算ドリルを提案しました。

川島隆太教授の著書であり、<足し算・引き算・掛け算>で構成されています。時間を計りながらできるだけ速く解くとより良いようです。一番大切なことは「続けること と著書でも述べられています。

すごくお話好きの方ですが、計算中(約5~6分)はとても集中して取り組まれています。

計算が得意でない方は、クロスワードや大人の塗り絵等も良いと思います。

何より自分に合っている物が良いですね♪

新聞を日課で読まれている方はぜひ続けてみてくださいね

 

 身近な普段の行いや習慣が、実はとても良い脳への刺激になっていると思います。

例えば料理一つをとっても、何を作るか・材料は何があるか・工程・包丁の扱いや切り方・火の管理・手順等、頭の中で同時進行に色々な事を考えています。そういった日常生活の中での身の回りの事・家事や趣味が認知症予防の一つとなっているのではと思います。

自分で出来る事(危なくない範囲で)・好きな事・趣味を続けていくという事はとても良い習慣だと思います

 

 最後まで読んで頂きありがとうございました