バウスラスター取り付けてもらいました。
思い立ってから2年、調べたり見積もりとったりしていましたが
工費込み価格はまちまちで最安から最高値までの差額は100万ありました。
最高値の業者には思わず「スタンもつくんですか?」と聞くと
「このボートはエンジンルームにスペースがないのでスタンスラスターはつけられません」
ま そりゃそうだろ・・・
これだけ金額に差があると判断できない・・・
なかば諦めていたころ
夏にハンドルが空回りし見てもらった業者さんにスラスターの話をすると
「3日もあればつくよ」とのことで見積もりを再依頼
「再」というのは一年半くらい前に同社の別のスタッフさんに聞いたときは
カタログを広げながら金額はこのくらいですと電卓の画面で提示され・・
「預かってから1ヶ月かかります」
「やってくださいっ!!」
「オフシーズンまでできません」
「できるようになるころ連絡くれますか」
「それはできないからその頃また来てください」
「 ファーイ」
で、しばらくしたらその方は見かけなくなってしまい立ち消え
今回、書面で出てきた金額は多少高くなっていましたが
実際に設置場所の確認もしているし(前回はボートを見ていません)
気持ちよく対応してくれるなら多少の価格差は気になりません。(ヨッ!パチパチ)
まぁ、実際はそれから3ヶ月弱ハイシーズン終了まで待ちましたが
業界的にこういう仕事の年間サイクルなのでしょう (少し慣れてきましたよ)
でも預けてからは雨天なども含め約一週間で完成しました。
塗装の境目のぼかしもわからないほどで、とても自然に仕上がっています。
穴の径が小さめなので効きを心配しましたが大丈夫そうです。( 仕様には ボートサイズ26~34ft用と記載 )
バウの救命胴衣の入っていたスペースはフタを開けるとバスタブのようになっていて船底が見えません
バスタブをくり抜くという手間が増えたようですが蓋は元通り開け締めできます。↑
フタを開けると ↓ ケーブルが意外に細い。バッテリーからはKIVの60sqです
スペース的にモーターが斜めになるかもと説明を受けましたが直立してました。
オートマチックメインスイッチというブレーカー兼コントロール電源のターミナルです。
赤いデカボタンを引き上げるとメインONです
初回の試運転では何が悪かったのかわかりませんが
気がつくとデカボタンが下がっていて
ジョイスティックのスイッチが入らないことが3度ほどありました。
輸入代理店に直接問い合わせしましたが
簡単に言うと「ありえない」とのこと(実際は電話やメールで丁寧に対応いただきました。)
2度めの試運転時には気をつけていたところ
デカボタンを引き上げたときの感触が前回とは明らかに違い、その後は絶好調です。
ジョイスティックもスペースが限られているので ↓ ちょい使いづらいですがそのうち慣れることでしょう。
スタンスラスターは無理と思っていましたが
つけられそうなものを見つけたので次回の目標にします。
年に5回も乗らないけど・・・たのしみが少し増えたかな