前回の限定沿海から沿海への続き
■救命設備 (限定沿海の備品と被るものは除外)
浮き輪も一つ追加です。計2個になります
信号紅炎 1
小型船舶用自己点火灯 1
小型船舶用自己発煙信号 1
小型船舶用火せん 2
発煙浮信号 1
→ショップに用意されている「沿海」セットが便利です
小型船舶用火せんは、サバイバル的な洋画でヘリコプターに向かって「ここだぁ気付いてくれー」と先端をビシッとすると発火して水の中でも消えない。で、巨大ワニに押し付けて武器にもなるあれではないかと・・・。
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うっかりしそうなのが紅灯です。
これは2個必要です。使用時だけ点灯させれば良いので電源はシガーソケットから取れるようにします。設置はボートフックに紐でぶら下げることにします。
海図は航海(予定)しそうな沿海エリア部分を3枚ほど用意することでクリア。
あとは
国際信号旗のNC旗
PC-28は実測全長が9.72mですので以下の備品は不要になります。
■以下の7点は、長さ 12m未満の船は不要
小型船舶用 EPIRB 1
小型船舶用レーダー 1
トランスポンダー(SART) 1
持運び式双方向無線電話装置 1個
無線設備
無線電信又は無線電話
携帯電話とVHFハンディ5Wは限定沿海の備品として積むことで何かが減免されていたのでそのまま継続されていることと思います。
お懐かしいラヂヲも
レーダーリフレクター
古い規格のものでOKでした。
平成22年10月1日以降に建造された小型船舶には、利用できません。
あとこれは大事なことなんですが、インバーター積んで家庭用エアコンなどの電源にしている場合 (たしか37V以上の出力) は、電気の絶縁検査が必要で機構指定の電気業者に別途依頼することになるとの事です。自前の電験資格と絶縁抵抗計を持っていても駄目だそうです。
なので私はインバーターを配線もろとも撤去しました。
家庭用エアコン積んでいますが、陸置き作業時の休憩時に使うだけでしたのでもう必要ないと思います。
今までも色々積み込みましたが海に出ている時に使いこなせないと気づき少しずつ外してシンプルな状態になりつつあります。
というわけで、備品を買い込み検査も一発通過しましたが、ここまで来て思いもよらない展開になりました。
つづく・・・
今年1月~3月くらいのことを記憶を頼りに備忘のためメモしています。今では機構の解釈と相違があるかもしれません。
また、カズワン事故以降小型船舶検査機構のHPの情報量が増大しています。詳細は小型船舶検査機構にお問合せ下さい。