水戸黄門様みたいなお客様

自分も、こんなお爺さんになりたいなあ・・・ と思うお客様に会いました。


親を亡くしてから、お年寄りの話を以前よりもじっくり聞けるようになりました。
お年寄りから、いい話や感動する話がたくさん聞けます。
実体験ほど、説得力のあるものはありませんね。

今日お会いしたお客様は、おじいさんで９２歳。
とてもそんなお年には見えません。

素顔が「笑顔」でニコニコ。
話もしっかりしています。

耳がちょっと遠いんですが、とにかく会話が楽しい。
昔話が多いですが、聞いてて飽きないおじいちゃん。
テレビの初代水戸黄門様のようです。

ちょっと女性っぽいしゃべり方がまた可愛らしい。
お嫁さんとお孫さんと3人暮らしだそうで。
息子さんは外国に単身赴任しているそうです。

最近、液晶薄型テレビをお孫さんにねだられて買ったそうで。
「死んでお金は持っていかれないからねえ」
「今のうちに買って、楽しまないと」
「それにしても、あの薄型テレビは最高にきれいだなあ」
「日本の技術は世界一だね。映画館よりいいよ！」

自分で話をしていて本当に楽しそう。

感激することが９２歳になった今でもたくさんある。
それは、すばらしいことだと思います。

「僕はあと２-３年で死ぬだろうから、今のうちに欲しいものは手に入れてさ、楽しむんだよ」と。

そのおじいちゃんを見ていて、自分もこんなふうに年を重ねたいものだと感じました。

別れ際に、「お腹が空いたからどこかで何か食べていこうと思うんだけど、この道行ったら何かあるかねえ？」とニコニコしています。

こっちまでニコニコしました。

すばらしいお爺ちゃん！
いつまでも元気で、長生きしてくださいね！

きょうは本当にいい出会いができました。感謝！
忘れません！