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福田さん、辞任。寂しかった・・・?

2008-09-02 | 鎌ヶ谷の人、鎌ヶ谷の店
福田総理が辞任表明を行いました。
任期途中での辞任は、安部前総理に次いで2人目です。
自民党政治は、厳しい局面に立たされた状況ですね。
今後の政局はどう変わっていくのでしょう。

一ついえることは、最近の政治は「人気」重視。
国民からの支持率は、ある意味人気投票です。

評判がいい、悪いが、政治にとても大きな影響を与えるということ。
つまり、好きか嫌いかです。
ほんとうは、私達国民は、単なる好き嫌いではなく、
「いいのか、悪いか」という評価を、忘れてはいけませんね。

前前総理の小泉首相。
彼は人気がありました。
なぜか?

1.リーダーシップを発揮していた。
2.好きな事、言いたいことを話していた
3.ブーイングに負けていなかった
4.反対意見には耳を傾けたが、信念は曲げなかった
5.明るく楽しいイメージで、慕う仲間も多かった

総じて言うなら、嫌う人もいたけど、憎む人はいなかった。
ということでしょうか。
そして、パフォーマンスがとても上手い。
性格的にかなり得をしていたと思います。

仕事もしっかりやる、遊びもしっかりやる。
こういう人を「やり手」と言うのでしょう。
そういう、スター的な存在感を持つ人が、
会社や組織の中で力を発揮しているものです。

小泉さんの政治路線は、増税無き財政再建でした。
税金は上げないけど、再生します。というもの。
つまり、収入は上げないけど、赤字を解消せよ! 
ということ。
厳しい公約です。

経費をばさばさ切る、ムダをどんどん削減する。
やろうとすればするほど、文句を言う人ばかりが出てきます。
そんな中、郵政民営化をやったのです。

お金を自由に使えない状況でのリーダーは、知恵と勇気と信念で乗り切らなければなりません。相当な意志の強さが求められます。

福田さんは、我慢できなかったのでしょうか。
もしかしたら心を支えてくれる仲間が、誰もいなかったのかもしれません。

こういう時、一人でも、こういう事を言ってくれる人がいかたどうか。

「総理がやろうとすることは、誰かがやらなければいけないこと」
「周りはみな反対意見ばかり、全て敵です。でも、それでもいいではないですか!」
「理解はされなくても、やらなければいけないことは、やらなくてはならない」
「辛いでしょうが、気持ちを強く持って、断じて進めてください。私は絶対にあなたを支えます!」

福田さんも、一人の人間です。
窮地に落ちた時、仲間や友人の励ましが一番の支えです。
こんな励ましをしてくれる仲間がいたかどうかで、選択も違ったかも。

自分で、自分自身を励まし続けるには、限界があるものです。

心を許せる友人が、たった一人でもいるかどうか。
生きるうえで、とても大切な事です。

もしかしたら、福田さん、寂しい思いをしていたのかもしれません。