のんべえパパのだめだめ子育てブログ

娘が生まれた年に泡盛の五升甕を買いました。娘が二十歳になったら一緒に飲むのが夢です。。。

においのお花の水

2006年07月04日 | Weblog
日々気ままさんとこの凛ちゃんのようにうちの娘も寝つきが悪いです。
今はもう無いようですが、やはり妻に一喝されて泣きつかれて寝ることもよくありました。

「お水のみたい」は今でも毎日のように言います。
水は浄水した水をスヌーピーの麦茶なんかを入れるようなボトルに入れて冷蔵庫に冷やしてあるものです。
なのでいつも娘は、「ワンちゃんのお水」と言っています。

多分パパにしか頼まないと思うのですが、最近ちょっとはやっているのが「においのするお花のお水」です。
「においのするお花」はカモミールです。

前に娘と一緒に畑に咲いていたカモミール(去年妻が植えて、今年はその種から勝手にはえてきました)を取ってきてドライにしておいたものです。

ちょっと前、娘が夜牛乳が飲みたいと言い出したときに、牛乳が無かったので水にしなさいとママに言われて、
「イヤだー!牛乳が飲みたい!」とかなりごねていた時があったので、
パパが「じゃあ、匂いのするお花のお水はどうかな?」と聞いてみたところ、ちょっと興味を示したので、
花が見えるように茶漉しに入れて娘の前で水を注いであげました。
すると、大人しく飲んでくれて、気持ちも静まったようです。

作戦成功でした。

このときの子供の心境は、引くに引けない状態だったのではないかと思ったのです。親が要望にこたえてくれない、代わりのものが、ただの水では余りに安直すぎるのではないか、と娘は考えていたのではないでしょうか。

そこでパパは、目先を変えてやりました。

ただの水ではなくて、手間をかけてあげること、それを見せてあげる事で知的好奇心も満たされます。

妻は娘にちょっと飲ませて、と言って味見をしていました。
そのときは黙っていましたが、パパには結果はわかっていました!

こんなやり方では、水にカモミールの香りは全然つかないのです!!
水出しなら結構おかないと香りは付きません!

妻は後で言っていましたが「わたしだったら、台所で作ってもっていってしまう」と。

パパは初めから香りは付かないのはわかっていたので、パフォーマンスで気持ちをそらしてあげようとしただけなのです。

だから、牛乳から気持ちが離れる事が出来た娘は、ただの水も黙って飲んでくれたのです。

子供は自分の感情を上手くコントロールすることが出来ません。
時には真っ直ぐぶつかる事も大事かもしれませんが、たいがい子供は自分の今の気持ちをどうしていいのかわからない、本当はママやパパと言い争いなんかしたくない、というのが本音のはずです。
ですから親は子供の気持ちの置き場をつくってやる工夫も必要だと思うのです。
いつも正面衝突ではストレスが強すぎます。

とまあ、たまたま上手くいったものですから、のんべえのクセに、えらそうにのたまってしまいました。

だいぶ脱線してしまいましたが、そのカモミールの水を飲むのがちょっとはやりです。
カモミールティーはグッドナイトティーとも言われて、香りに沈静作用があって安眠できると言われてますよね。
もしかすると水に香りが付いていなくとも、花を出したときに香りをかぐので落ち着くのかもしれませんね。






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1 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
カモミールの成分 (日々気まま)
2006-07-07 09:08:24
すばらしい

このように子供の気持ちをちょっとそらしたり、別なことで気持ちを満たしてあげるというのは、簡単なようで、実はウルトラC級の難易度だと思います。

後から帰ってきて結果だけきく人(世間一般のパパたち!)に、この難易度の理解を求めたい。

この水にはカモミールの香りはつかなかったかもしれないけど、パパの愛情成分がたっぷり入ったのですね。

その成分、かなりの高効果とみた!

すごく参考になりました!
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