ソフトクリーム

娘には、ソフトクリームなど糖分の多いもや市販の添加物の多いお菓子など基本的に食べさせません。
食べている子供がいると、とても食べたそうですが我慢させます。
しかし、これは抑圧する事が目的ではありません。
勿論、我慢する事をおぼえることも大切ですが、ただ、むやみに禁止事項だけを増やせばストレスがふえます。
抑圧された子供はゆがんでしまいます。
今は、わかってもらえないかもしれませんが、「市販の甘いものは体によくないからもっと大きくなってからだよ。」などと説明して我慢してもらっています。

もっと小さい頃から、ただ「だめっ！」と、言いっぱなしにならないように、なぜダメなのかをしゃがんで子供の目線になって説明するようにしています。
そういえば、保育園の先生もこんなふうにして子供と接していました。
基本なんでしょうかね。
泣いて、ごねているときは、泣き止むまで待ちます。（出来ない事もありますけど）
「わかった？」と聞いて「わからない。」と言われてしまうと、もう一度くどくど説明します。そうすると、そのうち「わかった。」とうなずくんですよね。
絶対わかっていないと思うんですけど、面倒くさくなるんでしょうかね？

このあいだ、お風呂屋さんで、ソフトクリームを我慢してくれた娘がけなげで、家で作れないものかと思って探してみると、家で作っている人意外と多いみたいですね。
しかも、厳選素材で作るのでとってもおいしいそうです。
糖分もうんと抑えられますし。
家のおいしい物を食べたらそのへんのものは食べられなくなるかも？と言うのもちょっと狙いで、ソフトクリームメーカーと言うものを注文してしまいました。

前置きはこのへんで・・・本題です。

先日、注文したソフトクリームメーカーが届きました。
翌日作ろうと思っていたのですが、黙っていようと思っていました。

しかし、夜寝る前、なかなか就寝しない娘に妻が、

「ちゃんといい子で寝れば、明日パパがソフトクリーム作ってくれるよ。」

とばらしてしまったのです。

娘は、「パパ、明日作ってくれるの！？」

「やったー！」＼（＾＿＾）／

と、逆に興奮してしまいました。ヘ（´ｏ｀）ヘ とほほ・・・・

次の日娘は、保育園で先生に「今日ぱぱが、ソフトクリームつくってくれるの。」
と言いふらしていたそうです。
連絡帳にも書いてありました・・・。

しかし、パパはとても簡単に思っていたので、レシピもちょっと目を通しただけ、
説明書はほとんど読んでいません。

材料はとりあえず買ってきました。
しかし、レシピは粉末ゼラチンだったのですが、勘違いをして粉末寒天を買ってきました。
寒天はダメでした。だまになってしまいます。

バニラビーンズが手に入らなかったので、バナナソフトクリームにすることにしました。

娘が手伝うと言って、台所でちょろちょろして邪魔です。
ソフトクリームミックスを作っているときは、「みせて！みせて！」とうるさいです。
パパも初めてなので娘に構っている余裕ナシです。

「ゆうあ、今日はパパ一人でつくらせてくれ、時間もないし初めてだから。こんど作るとき手伝ってもらうから。」

馬の耳に念仏です。

今度は、台所に踏み台（プラスチックのクーラーボックスを踏み台にしている。）を持ってきました。とっても邪魔です。手を出すので危ないです。

「ゆうあ、大人しく待っているのも、お手伝いなんだよ。」

「とにかく、邪魔だから、台はどかしてくれ。」

台は、どかしてくれました。


とにかく、ミックスは出来ましたが、夕飯を食べ終わっても冷やす時間が全然足りません。そんなに時間が掛かるとは思っていませんでした。

とにかくメーカーに入れて見ましたが、ジャーーっとバナナジュース状態です。

娘は、まだかまだか、と急かします。
「やっぱり、冷やし方が足りないのか・・・」
と思いつつ、説明書を見ていたら、メーカーにいれて待つこと１５分から２０分と書いてありました・・・。
妻は「説明書くらい読みなさいよ。」と冷ややかです。

だんだん固まってきました、しかし、だまになった寒天が詰まって出てきません

詰まった寒天を取ったら、少し出てきました、ムニーっと出てきて、２、３センチでポトっと切れてしまいます。
ムニー、ぽとっ、ムニー、ぽとっ。

「ウンチみたいだな・・・」と、つい言ってしまったら、
娘が喜んで「うんちだ！うんちみたい！」とはしゃいでいました。

娘の憧れのクルクルまきには出来ませんでしたが、
食べると「おいしい」と満足そうでした。

また、お休みの日につくろうね。

今度はもっと上手に作るからね。



残念ながら写真は撮りませんでした・・・。