わらび餅を作りました。
実は、以前、葛餅作りに凝っていたことがありました。
出回っているレシピは大概グラニュー糖を入れます。
でも作るのは、ノンシュガーか黒糖をかなり控えめに入れる程度にして、
むらさき芋粉末を入れたり、ヨモギ粉をいれたりしてみました。
中火から弱火でゆっくりやるのか、ぷるぷるに仕上げるには、
固まりだしたら、水分を蒸発させないうちに固めるため、強火にして、
一気に固めるとか、いろいろなやり方(いろいろではなくこの二通り程度)
を試しました。
でも、やり方にたいして差はないようです。
ずっと中火でやる方があわてなくていいので簡単ではないかと思います。
で、ここでタイトルのわらび餅ですが、
わらび粉にはわらび粉数パーセントの「わらび粉」と
わらび粉100パーセントの「本わらび粉」という物があります。
ただし、商品名が「本わらび粉」なのに、タピオカやレンコンの澱粉で、
100パーセントの食感と味に近づけた、という商品もありました。
一般に出回っているわらび餅やわらび粉は、
わらび粉入りというのが大半です。
この場合、甘藷(サツマイモ澱粉)が95%わらび粉5%程度の物のようです。
本わらび粉とは値段も桁違いです。
市販のわらび餅は増粘剤を使ったり寒天で増量していたりするそうです。
ちなみに、楽天で売っているもので、わらび粉1キロ2、500円に対し、
本わらび粉1キロ20、000円というのがありました。
これは、同じショップの価格です。
まあ、ぶっちゃけて言ってしまえば、この価格差、味や食感とは、
ここまで比例はしません。(食べてみて結果的に)
希少性、生産性の問題でしょう。
しかし、確かに同じ澱粉なのに出来上がった物は、葛餅とは違いました。
わらび粉と本わらび粉の差は比べていないのでわかりませんが。
ぷるぷるだけど、柔らかく、口溶けは滑らかです。ヾ(@⌒¬⌒@)ノ
(もちろん葛餅もおいしいけど)
パパがわらび餅を食べたい(子供に食べさせたいからじゃないんかい!
Σ( ̄Д ̄;))
と思ったきっかけは、去年、千葉は勝浦の朝市で売っていた、裏山で取った
わらびで作ったわらび餅を売っていて、そのうまさに感激したからです。
そのとき、娘も食べましたけど。
パパが買ったわらび粉は100グラム入り1260円(南九州産)です。
ちょこっとデザートなら10人分近く作れます。
色は葛粉と違い灰色です。
わらび粉100グラムに水500CCで溶き、中火でひたすらかき混ぜます。
ぽろぽろとだんだん黒い固まりが浮いてきます。
さらに熱してかき混ぜているとどろどろと黒い半透明の状態になります。
ここで気合いを入れてかき混ぜて、火を止めます。
そのまま、バットなど型に入れるか、すぐに食べるときは一口大づつ、つまんで冷水を入れたボウルなど落としておきます。
右は型に入れた状態で、左は水に落とした状態です。
次は黒蜜作りです。
すぐに食べたいときは先に作った方がいいです。
黒糖は固まりのものは溶かすのが大変なので粉上の物を使います。
これは、手間をかけて作った極上品ということで、ちょっと値段も高かったです。
これも、水に溶いて中火でひたすらかき混ぜます。
分量は・・・、適当です・・・。
木べらにざらざら感がなくなるくらいに溶かします。
とろみは市販の黒蜜と比べてかなりさらっとしているくらいがいいです。
あまりとろとろにすると冷えたとき固まってしまいます。
もし固まったらもう一度水を足して熱します。
きな粉もちょっと高めの高級品です。200グラム700円ちょっと。
とは言っても、だいたい安いきな粉で100グラム200円程度。黒豆きな粉で300円程度。
そうしたら200グラム700円はびっくりするほど高い訳ではありません。
香りも味もとってもいいです。
出来上がりです。
食べる前に画像を取るの忘れました。
なので、食べてる途中、もう、きな粉をたっぷりまぶした後に取ったので、
なんだかよくわかりませし不格好です。
でも、妻も、娘も、おいしいと言って、おかわりしました。
今回のわらび餅、わらび粉も含め、きな粉、黒糖、どれも多少高めの素材を
使いましたが、これは高ければいいということを意味する訳ではありません。
しかし、あまりにも安価な物が出回る昨今、
高いものには高い理由があるということも忘れてはなりません。
無駄な流通経路を省略してコストの削減もあるでしょう。
より高い生産性を求めて生産効率の向上によるコスト削減もあるでしょう。
また、高いものは、ブランドネームバリューや意味を持たない肩書き取得にかかるコストや、うわべだけの高級志向を装ったまがい物・・・、
善し悪し以前に希少性だけでプレミアムな値段設定・・・。
そういったこともふまえて、消費者は商品を選ばなければ行けないのですから、
大変です。
まぁ、めんどうくさくなるので、その話はおいといて、
日々の食事と違い、たまにしか作らないデザートです。
安上がりに作るのが、本来の目的ではありません。
ちょっとぐらいの値段は目をつぶって、高級素材で作るのも、
手作りならではの楽しみです。
アイスクリームもしかり、これだけの素材で作った物を買って食べる。
または、食べに行く。というのも、かなり難しいことだと思います。
ですから、とっても簡単なわらび餅、もし、自宅で、という方がおられましたら
ぜひ、素材(もちろん水もおいしい水で)を厳選してお試しいただきたいと思います。
追記
なんだか、最近ブログタイトルと内容がズレてきているような・・・。
実は、以前、葛餅作りに凝っていたことがありました。
出回っているレシピは大概グラニュー糖を入れます。
でも作るのは、ノンシュガーか黒糖をかなり控えめに入れる程度にして、
むらさき芋粉末を入れたり、ヨモギ粉をいれたりしてみました。
中火から弱火でゆっくりやるのか、ぷるぷるに仕上げるには、
固まりだしたら、水分を蒸発させないうちに固めるため、強火にして、
一気に固めるとか、いろいろなやり方(いろいろではなくこの二通り程度)
を試しました。
でも、やり方にたいして差はないようです。
ずっと中火でやる方があわてなくていいので簡単ではないかと思います。
で、ここでタイトルのわらび餅ですが、
わらび粉にはわらび粉数パーセントの「わらび粉」と
わらび粉100パーセントの「本わらび粉」という物があります。
ただし、商品名が「本わらび粉」なのに、タピオカやレンコンの澱粉で、
100パーセントの食感と味に近づけた、という商品もありました。
一般に出回っているわらび餅やわらび粉は、
わらび粉入りというのが大半です。
この場合、甘藷(サツマイモ澱粉)が95%わらび粉5%程度の物のようです。
本わらび粉とは値段も桁違いです。
市販のわらび餅は増粘剤を使ったり寒天で増量していたりするそうです。
ちなみに、楽天で売っているもので、わらび粉1キロ2、500円に対し、
本わらび粉1キロ20、000円というのがありました。
これは、同じショップの価格です。
まあ、ぶっちゃけて言ってしまえば、この価格差、味や食感とは、
ここまで比例はしません。(食べてみて結果的に)
希少性、生産性の問題でしょう。
しかし、確かに同じ澱粉なのに出来上がった物は、葛餅とは違いました。
わらび粉と本わらび粉の差は比べていないのでわかりませんが。
ぷるぷるだけど、柔らかく、口溶けは滑らかです。ヾ(@⌒¬⌒@)ノ
(もちろん葛餅もおいしいけど)
パパがわらび餅を食べたい(子供に食べさせたいからじゃないんかい!
Σ( ̄Д ̄;))
と思ったきっかけは、去年、千葉は勝浦の朝市で売っていた、裏山で取った
わらびで作ったわらび餅を売っていて、そのうまさに感激したからです。
そのとき、娘も食べましたけど。
パパが買ったわらび粉は100グラム入り1260円(南九州産)です。
ちょこっとデザートなら10人分近く作れます。
色は葛粉と違い灰色です。
わらび粉100グラムに水500CCで溶き、中火でひたすらかき混ぜます。
ぽろぽろとだんだん黒い固まりが浮いてきます。
さらに熱してかき混ぜているとどろどろと黒い半透明の状態になります。
ここで気合いを入れてかき混ぜて、火を止めます。
そのまま、バットなど型に入れるか、すぐに食べるときは一口大づつ、つまんで冷水を入れたボウルなど落としておきます。
右は型に入れた状態で、左は水に落とした状態です。
次は黒蜜作りです。
すぐに食べたいときは先に作った方がいいです。
黒糖は固まりのものは溶かすのが大変なので粉上の物を使います。
これは、手間をかけて作った極上品ということで、ちょっと値段も高かったです。
これも、水に溶いて中火でひたすらかき混ぜます。
分量は・・・、適当です・・・。
木べらにざらざら感がなくなるくらいに溶かします。
とろみは市販の黒蜜と比べてかなりさらっとしているくらいがいいです。
あまりとろとろにすると冷えたとき固まってしまいます。
もし固まったらもう一度水を足して熱します。
きな粉もちょっと高めの高級品です。200グラム700円ちょっと。
とは言っても、だいたい安いきな粉で100グラム200円程度。黒豆きな粉で300円程度。
そうしたら200グラム700円はびっくりするほど高い訳ではありません。
香りも味もとってもいいです。
出来上がりです。
食べる前に画像を取るの忘れました。
なので、食べてる途中、もう、きな粉をたっぷりまぶした後に取ったので、
なんだかよくわかりませし不格好です。
でも、妻も、娘も、おいしいと言って、おかわりしました。
今回のわらび餅、わらび粉も含め、きな粉、黒糖、どれも多少高めの素材を
使いましたが、これは高ければいいということを意味する訳ではありません。
しかし、あまりにも安価な物が出回る昨今、
高いものには高い理由があるということも忘れてはなりません。
無駄な流通経路を省略してコストの削減もあるでしょう。
より高い生産性を求めて生産効率の向上によるコスト削減もあるでしょう。
また、高いものは、ブランドネームバリューや意味を持たない肩書き取得にかかるコストや、うわべだけの高級志向を装ったまがい物・・・、
善し悪し以前に希少性だけでプレミアムな値段設定・・・。
そういったこともふまえて、消費者は商品を選ばなければ行けないのですから、
大変です。
まぁ、めんどうくさくなるので、その話はおいといて、
日々の食事と違い、たまにしか作らないデザートです。
安上がりに作るのが、本来の目的ではありません。
ちょっとぐらいの値段は目をつぶって、高級素材で作るのも、
手作りならではの楽しみです。
アイスクリームもしかり、これだけの素材で作った物を買って食べる。
または、食べに行く。というのも、かなり難しいことだと思います。
ですから、とっても簡単なわらび餅、もし、自宅で、という方がおられましたら
ぜひ、素材(もちろん水もおいしい水で)を厳選してお試しいただきたいと思います。
追記
なんだか、最近ブログタイトルと内容がズレてきているような・・・。
作ったこと無いので、知りませんでしたw( ̄△ ̄;)wおおっ!
きな粉も色々あるし、美味しそうです!
確かに、何にしても高い物にはそれなりの理由があるんですよね。消費者もちゃんと考えなくてはダメですね\(◎o◎)/!
やっぱり手作りってのはいいですねぇ!私も見習わなければ…。
ですが、商品の質と価格については、いつも
悩んでいるのでとても考えさせられました。
こんどトラバさせてください!
と、私のブログもどんどん内容がずれていってしまうのでした・・・・・