小林まことの活動日誌

日本共産党の館林市議会議員 小林信(こばやし まこと)のブログ
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オレオレ詐欺から市民を守る対策、給食費の無料化について‐9月議会で一般質問

2014年11月05日 | 市議会・市政・ニュース

 改選直前の9月議会の一般質問は2名から3名というのが通例でしたが、今回は5人の議員が行いました。そのうち2名は今期限りで引退する議員でした。

 私は「オレオレ詐欺」の問題や全国で広がる「学校給食費の無料化」について質問しました。
質問と答弁の概要は次のとおりです。

金融機関との連携強化を

質問 県内における振り込め詐欺の被害状況は、今年7月末で66件、被害金額は4億100万円と昨年より金額が上回っています。

 市内では、昨年8件、今年7月末で8件と同様であります。市はどのような啓発活動を行なっているのか。

 被害にあった人たちは、手元に多額の現金を持っているわけではないく、金融機関から現金を引き出して振り込むようです。市民が被害者にならないためには、金融機関との連携強化が必要と思います。市としての対応策はどうなっているのか。

被害は水際で防ぐ

答弁 消費生活センターでは専門の相談員が相談業務を行なっております。講演会として「悪徳商法にだまされないための手法」や各地区に出前講座を行なっております。

 被害は水際で防ぐのが重要であります。今朝の新聞に、銀行の窓口の行員が、高額の預金を引き出す高齢者を不審に思い、声をかけ、水際で食い止めたと報じられておりました。

 市では現在、出納室が窓口になって、金融機関との連絡会議という組織がありますので、さらに連携を深めてまいりたいと思います。

無料化検討委員会の設置を

質問 過日、厚生労働省が日本の子どもの貧困率を発表しました。ほぼ6人に1人の子どもが貧困状態にあります。平均所得の半分以下の所得で暮らす18歳未満の割合です。

 特に、ひとり親世帯や母子世帯では、いくら働いても困窮状態から抜け出せずにいます。
最近では両親のいる世帯でも父親が失業し、母親が非正規雇用で働く世帯も増えております。子どもの貧困の現状を教育委員会はどのように認識しているのか。

 学校給食費の無料化を求めているのは、必ずしも子育て世代だけではありません。
 60代、70代の方々も、孫達のことを考え無料化を求めています。
 給食費の滞納が残っている現状を考えたら、無料化を検討する委員会を立ち上げるべきではないのか。

学校給食運営委員会で

答弁 生活の状況は厳しさを増していると考えております。本市児童生徒の学校給食費は、年間約3億2000万円かかっており、無料化するのには経済的負担が大きすぎます。

 給食費の滞納は25年度で小・中で、123人・金額は約200万円です。経済的理由で給食費の支払いが困難な保護者には、就学援助制度を適用し、全額免除しております。

 
検討委員会としては、学校給食運営委員会があります。この中で学校給食費に関する事項もあり、検討等がある場合はこの中でさせていただきたいと思います。

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