年輪には、いろいろな表現があります。
年月を経る、歳月を重ねる、歴史を刻む、風雪に耐える、時代の波をくぐる、苦難を乗り越える、風格を漂わせる、そして、いぶし銀は、派手さはないものの、渋い、威厳がある、存在感があるなどと評されています。
年輪を重ね いまだ現役
８０歳でエベレストに登頂した三浦雄一郎さんは、その中の代表格のようなものです。たくさんのサポーターが支えていますが、日常不断の努力が成功へと導いたものです。
さらに、９２歳のピアニスト、９９歳のスイマー、１０２歳の俳人、１００歳を超えるアスリートなど、数えれば切りがありません。これらの人たちは比較的穏やかな生活を送っています。
しかし、どんな事情かは知れませんが、９９歳のホームレスがテレビで紹介されていました。
決してみすぼらしい様子もなく、背筋もしっかりのび、「１３０歳まで生きる」と明るく振舞っている姿にたくましさを感じました。
私の周りも年輪を重ねた人がたくさんおります。
現在、田中正造記念館の名誉館長の布川さん（88）もその一人です。
田中正造の研究を続け各地での講演も行なっております。
今年、市功労を受賞しましたが、もっと早く受けるべき人だったのではないでしょうか。
館林邑楽年金者組合のＭさんは８７歳。
ピンポンサークルで元気よくプレーをしています。元気で生涯現役でありたいものです。
87歳 この元気
輝き
いぶし銀とは違った、躍動感あふれる若々しさを感じることもあります。
今年、都議選で日本共産党から立候補して当選した米倉春奈さんは２５歳。最年少です。
そして夏の参院選挙、東京選挙区で１２年ぶりに議席を獲得した吉良佳子さんは３０歳で参議院では最年少。名前のとおり「キラキラ」輝いていました。
大阪では１５年ぶりに３６歳の辰巳孝太郎さんが議席を獲得。日本共産党の若い力が輝いています。
スポーツ界でも、水泳、スキー、陸上、体操など、十代の高校生の活躍が目立っています。
年を重ねた風格のある人と、躍動し、輝く若い力で、政治の世界でもスポーツ界でも、新しい時代を築いてほしいものです。
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