小林まことの活動日誌

日本共産党の館林市議会議員 小林信(こばやし まこと)のブログ
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館林市次世代育成支援行動計画‐少子化対策・子育て世代の負担軽減を‐館林市6月議会で一般質問

2012年07月14日 | 市議会・市政・ニュース

  6月議会の一般質問は、6月12、13日の2日間。8人の議員が質問しました。

  私は次世代育成支援行動計画、とくに少子化問題、子育て世代の負担軽減と安全対策について質問しました。

  質問と答弁の概要をお伝えします。

少子化の要因は経済負担

質問

  育成支援計画で少子化対策として、乳幼児あるいは小学校低学年についてはいろいろな事業が展開されています。

  しかし、一番子育ての重要な時期である、小学校高学年や中学生にたいする施策には、育成支援計画ではほとんど触れられていません。

  前期計画のときに、出生率の低下要因に多く出された意見は、「子育てや教育にお金がかかるため」とされてきました。

  少子化については、内閣府の調査でも、子育てに費用がかかり不安との回答が7割と、一番多くなっております。

  支援計画では継続となっている、第3子誕生祝金やチャイルドシート購入補助金が廃止とされたのはなぜのか。

  また、生活にゆとりのない世帯や生活保護家庭では、塾に通わせたり、参考書を購入することもできず、教育格差も生まれています。

  全国各地で少子化対策として、給食費も含め義務教育費はすべて自治体で負担しているところもあります。

  館林市としては将来に不安をもっている、子育て世代を応援する取り組みは行われているのかうかがいたい。

第3子の保育料を無料に

答弁

  計画書がどうしても乳幼児の対策に重きをもっていることはご承知のとおりと思います。

  第3子誕生祝金とチャイルドシート購入補助の廃止については、第3子の保育料を無料にして経済的負担の軽減をはかることに重点をおいたためです。

  小学生などの家庭への支援としては、費用の一部を援助する就学援助制度がございます。

  給食費の無料化については考えておりません。

通学路の安全対策

質問

  学校給食の無料化について考えていないのではなくて、家庭の経済的負担を軽減するために、どうするかを検討すべきではないのか。

先日、自転車に乗った中学生がクルマにはねられ、意識不明で入院中です。一日も早い回復を願っております。

  頭を強打したようですが、ヘルメットの強度は安全性に問題はないのか。学校での安全教育は、どのように行われいるのか。また、通学路の安全確認や中学生も通学路の指定がされているのか。

  市内の一部に、歩行者や自転車の安全のため「あんしん歩行エリア」が設けられています。

  今後、「安心歩行エリア」を、とくに通学路の安全対策として、市内全域に取り組む考えはあるのかうかがいたい。

通学路の状況調査を受けて

答弁

  ヘルメットを着用していたかは不明ですが、現場にヘルメットはありました。強度は国の基準に定められたものを使用しております。

  交通安全指導は、学級指導などを通して行っております。

  中学生の通学路については、保護者会などを通して周知・説明をしております。

  「安心歩行エリア」については、教育委員会で実施した通学路状況調査を受けて、地区の状況等を考慮し、関係部局と調整しながら対応していきたいと考えております。

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