昨年7月の大雨では随所で道路や住宅地が冠水しました。また、全国的に「いじめ」を苦にした児童・生徒の自殺が社会問題になっています。
昨年9月議会の一般質問では、こうした課題を取り上げ「雨水・排水対策と、いじめ・不登校問題」について質問しました。
質問と答弁の要旨は次のとおりです。
住宅急増地域の排水対策
質問 7月の大雨により多くのところで道路が冠水し、住宅地に雨水が侵入しました。例えば、大街道二丁目と茂林寺前駅西側地域です。
住宅急増地域ですが、雨水排水路は以前のままです。排水が一か所に集中し、道路にあふれ、住宅にも侵入する現状をどのように認識しているのか。
公共の排水路の容量が
答弁 ご指摘のように、従前は農地だった部分に開発行為が多数行われており、そのため公共の水路のほうが、それに耐えられる容量を踏まえていないのが現状であると思います。
雨水調整池の設置は
質問 大街道二丁目の排水能力を高めると下流の加法師川が氾濫することになり、茂林寺前駅西側では、関東学園の陸上競技場から滝のような雨水が道路にあふれ出ています。これらを解決するためには、雨水調整池の設置が必要ではないのか。
調整池の立地条件が
答弁 現在、大街道については東側地域の下流部分の改修工事を進めております。
茂林寺前駅西側地域については、東武線の下を通り茂林寺川へ放流する排水路や、駅前広場の整備に伴う排水は、宮田川に放流する計画です。調整池については、立地的に難しい状況です。
自殺したいとの深刻な問題が
質問 ある小学校でいじめから、不登校になった子どもが「自殺したい」と母親に訴えたという深刻な問題があります。学校に相談したのに、適切に対応してくれないということです。
子どもたちが本当に安心、安全で健やかに育つ、そういう環境をつくらなければなりません。教育委員会はどんな時でも素早く対応しなければ、子どもがあまりにもかわいそう、保護者も心身ともに疲れ切っています。
教育委員会として、この問題にどのように対応しているのか。
指導主事を中心に対応を
答弁 年度末に子ども同士のトラブルがあり、十分な対応ができずにきてしまいました。学校の対応をできるだけ早く、特に家庭とのかかわりをしながら、保護者のご意見等を聞きながら対応をはかって進めております。
教育委員会としては、指導主事が学校に出向き、保護者、被害児童、学校と一緒になっていま対応を進めているところです。
解決に向けて
進行しているところです
わたしの「いじめ」問題の一般質問が新聞報道されたことから、教育委員会から次のような報告がありました。
経過
3月 Aが担任にいじめを訴えるが、適切な対応をしなかった。
保護者から「B(加害者)に謝罪してほしい。」と要望があったが、その場を持てなかった。
4月 Aは登校することができていた。
6月 クラブ活動担当教諭の不適切な対応により、Aの気持ち
が不安定になった。
7月 Aは7月より登校できなくなった。(市教委同席)で保護者
との話し合いを持った。
8月 (市教委同席)で保護者との話し合いを持った。現在は、「BがAに対し、いじめについて謝罪すること」と「学校がA及び保護者に対し、不適切な対応に謝罪すること」が速やかに行われるよう、学校と連携をはかりながら進めているところです。話し合いにより解決に向けて進行しているところです。
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