最近、日本のメディアは、コロナにあまり関心がなくなったようだ。
それでも、このところ毎日250人以上の人が亡くなっているのだから、昔だったら大騒ぎだろう。
いまだに、新型コロナウィルス感染者数の但し書に「ダイヤモンド・プリンセス号の乗船者を含む」と書かれている。
それを見るたびに、メディアの情報感性の無さに呆れる。
ダイヤモンド・プリンセス号の乗船者を別扱いにしたのは、政府の指示だったのかもしれないが、いつまで放っておくのか。
不思議だ。
最近では、積極的にコロナ関連情報を取りに行かないと、世界での感染状況がわからなくなってきた。
世界のコロナによる死者数は、666万人を超えている。
その中で、アメリカの死者数がダントツで世界1位、111万人を超えている。
世界1位の経済大国アメリカ。
「自由と民主主義」そして「人権」を尊重するアメリカとは思えない。
ワクチンと医療レベルの高さを誇るアメリカのコロナ死者数を見れば、中国がゼロコロナに邁進してきたのもわかる気がする。
しかし、その中国も方向転換をするようだ。
最近、日本もアメリカを見習って、経済を優先して、コロナを気にしなくなった。
それはそれで、しょうがないのかもしれない。
いよいよ、「コロナとの共生の時代」ということなのだろう。
それでも、世界の人口は80億人を突破。
人間の生命力には驚かされる。