家族中で約1年間 介護していた老犬バロン。
老衰のため今日 神様の元に導かれました。
3日前から突如 力が入らず餌が食べられなくなりました。昏睡状態が続きついに・・・。
最期は「十分 がんばったんだから もうがんばらないでいいんだよ」と声を皆がかけました。
若いころは、散歩で転ばされたり・・餌あげようとして頭かまれそうになったり・・元気はつらつでした。
大腸がんの大手術も乗り越えました。
思い起こせば6月頃、認知症発症によりぐるぐる歩き回り、綱が脚に巻き付き鳴いてばかりだったために檻を作ったんです。
それが介護のはじまり。
10月頃より後ろ足が不自由に。冬をなんとか越し・・・。
3月頃はまだ前脚で踏ん張り餌や水が飲めました。
たまに台車でお散歩してもらい・・・。満更でもなかったバロン。
5月頃にはすっかり寝たきり。尿取りシーツをしいて衛生管理に気を使っていました。
その頃、床ずれ発覚。
薬と体位交換でそれも1カ月くらいで完治。
夜鳴きが始まり寝るときは玄関に入れ始めたのもその頃だったかな。
この前の台風が去って涼しい日が続いたあたりからよく鳴くようになり餌の後に1回嘔吐した事がありました。
鳴く声もかすれた声になってきていました。今思えばもう体調の変化が出てきていたのでしょう。
それでも餌は変わらず食べていました。
ところが急に3日前から食べられなくなったのです。ほんとに急に来るんですね・・・。
それからは見守るのみ。たまに口のわきからスプーンで水を流し込んであげました。
昨日の午前中まではぺちゃぺちゃと口を動かしていましたが、午後になるとそれすらできなくなり今日に至ります。
1年間 バロンも家族もがんばりました。人間で言うと117歳だったそうです。
悔いなしです。
バロン 天国で走りまわってね。