能楽堂を辞して次に向かったのは日本庭園が素晴らしい花田苑です
この門は江戸時代の名主・宇田家の長屋門を原寸大で復元したものなのだとか
庭園は約2万平方メートル(東京ドームの約半分)で
嘗ての総理大臣・吉田茂邸の庭園を手掛けた中島健氏の作庭との事
この辺り昔は長閑な田園地帯だったそうです
入館料100円を支払い鴨が気持ち良さそうに遊ぶ小池を正面に観て時計回りに進み
静かな佇まいの竹林を抜け
蝋梅、山茶花、寒椿が彩を添える回遊式池泉庭園へと導かれました
花の数も多く四季折々の風情が楽しめるのが嬉しい庭園でした
寒椿
茶室の前には白梅が数輪、早くも開花しておりました
静けさを打ち消す様にオナガドリが数羽、マテバシイの枝を揺すります
まるで私達を待っていたかの様でした