ここ1週間ほど、夕方になると
毎日、父から電話がかかってきます
最初は、母が入所している介護施設に関すること
だったのですが、最近は、父の明日の行動予定など
私は電話が苦手で、昔からそっけないのと
夕方は、子供の相手をしてたりで、あまり余裕がなく
父も、その辺はわかっているようで
5分ほどで、電話を切ってくれます
梅雨もあけて猛暑なので
熱中症になっていないかとか、何かと心配ではあるのですが
まるで、自分の安否連絡のように電話をかけてきます
父が倒れた直後のような、怒鳴り合いの電話になることも
もう無く、むしろ遠慮がちに穏やかに話します
ずいぶん変わったな、と感じるのと
すっかり毒気がぬけたような感じに、
そろそろ終焉が近いのか?、なんて勝手に思ったり
終焉は、誰にでもいつかくるもの
本人は穏やかに、まわりはちょっと寂しいくらい
で迎えられるといいな、などと思ったり
どんなに尽くしても、もっとあれこれやって
あげればよかったのに
と思うこともあるのだろうな
父からの電話に、あれこれ考えてしまう今日この頃なのです