見出し画像

50歳の新米パパ

老父と息子、けっこう危険というか一触即発・・・(改題)

私は、父が苦手、というか嫌いなんです
子供のころから、ずーっとそんな感じ

子供のころは、よく怒られてたな~
厳しい父でした


大学に入学して、一人暮らしを始めて
就職も東京の会社で、Uターンしてくるまで
30年近く、父から離れて暮らしていました

Uターンしてくるときに、実家で暮らせばお金かからないし
と目論んでいたのですが、妻が嫌がって
同居することなく、会社のちかくでアパート暮らし
まあ、これが正解だったんですけどね

母に孫の顔を見せようと、毎週のように通っていましたが
父に会って話をするのは、正直気が重かったです


父の何が苦手なのか・・・
1.頑固で自分の考えを曲げない(固執する)
2.人の話を聞かない
3.考えが古い
4.いつまでも子供扱い


父はもう90歳を超えていますので、戦前の教育を受けた世代
江戸時代から続く農家の長男(跡取り)
ということで、先祖代々の土地を守るのが自分に使命
本家と分家といった家格、ご近所さんより親戚筋(血縁)が大事
という感じです

私の祖母が生きているころ、玄関から私が出入りすると
祖母に怒られたものです
『玄関は、家長と長男、お客さんが使うもの』だと
私は次男なので、勝手口を使わなきゃいけないんだそうです
父はそこまではないですが、根っこの部分は同じような気がします
時代劇か!


兄も姉も私も、そんな息苦しさを嫌がったのか、
『家』より『個人』を優先して、
高校を卒業すると、みんな家を出て、
自分の好きな、自分で選んだ道に進みました

『いつかは帰ってくる』『家を途絶えさせるわけにいけない』
やっと地元に帰ってきた、私は当然、家を継ぐもの
と思っていた父でしたが
『家』より『個人』、『ご先祖様』より『今生きている人』
が大事な、バチあたりな私とは、話がかみ合うわけもなく
正面切って戦うことを避けてきた私なのでした

しかし、残された時間も短く、体も不自由になってきた父との対決が避けられない状況になってしまいました


こんな話を職場の同僚すると、意外にもみなさん似たり寄ったり
老父への不満を口にする息子さんのいかに多いことか
一番びっくりしたのは、同居している長男(同僚の兄)と険悪になりすぎて父親が老人施設(介護状態の母親と同じ施設)に行くことになった、という女性の同僚の話。
それもケアマネさんだったか、市の福祉課の職員だっかの裁定らしくて、どんだけ一触即発というか危険な状態だったんだか


老父と長男、家長制ではない現代だからなのか、時代なのか
昔に比べて、とても危険な関係になってきたような気がしました

長文になってきたので、続きは後ほど





名前:
コメント:

※文字化け等の原因になりますので顔文字の投稿はお控えください。

コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

 

最近の「介護」カテゴリーもっと見る

最近の記事
バックナンバー
人気記事