ジュウちゃんのひとりごと

面倒くさい人生 それでも生きていこう!

変わりゆく固定電話サービス

2005年01月15日 | Weblog
加入者数がゆるやかな減少傾向が続く固定電話は、春に向けかき入れ時を迎える。
これを受け、KDDI、日本テレコムなどは、施設設置負担金(電話加入権)不要で、基本料金もNTT東日本・西日本より安い直収固定電話サービスを導入してきた。
直収固定電話サービスは、事業者が基本料金を自由に設定して、加入者から直接徴収する。
また、発着信のたびにNTTに支払っていた接続料も必要ないのが特徴。
地域ごとの電話局から各家庭、事業所へ引き込む電話線はそのままだが、NTTの交換器を通さず、各事業者が独自に設置した通信機器に音声通信を集め、全国に張り巡らされた専用通信網に接続、配信する。
この通信機器とセンター同士のネットワークを効率的に開発、運営できるかがカギだ。
一方、加入者側は、従来の電話番号をそのまま使えるほか、配線工事の必要もないという利点がある。
IP電話の導入でますます各社の競争が激しくなってきた。
利用者にとって安いサービスは受け入れられるが、今となって加入権とは何だったのだろう。

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