ポインセチアに乗っかって。

「ただいまー。」



「ちゃんと買ってきたの？炭酸。あたしが言ったの。」



「まずおかえりを言えよ。買ってきたよ、ほら。」




「そんなの後よ。(彼:えっ。)......ちょっとこれ違うじゃない！」




「は？だってお前黄色のラベルで新しく出たのって言ったじゃん！」



「もう1パターンあるのよ！」




「知らねぇーよ！笑」



「リサーチ力～。それにこんだけ付き合ってきたんだから好みくらい分かるでしょ。全く。」



「じゃあ、また行って買ってくるから待ってろ。」





「.....もう頼んでた方を飲む気でいたけどこれでいいわ。みかんの種類が少し違うだけだから。まぁ、結構大きい問題だけど。それに寂しかったから。まぁ、これでいいわ。」






「あー、それはどうも。って今さり気なく何て？間に挟んだっしょ？」



「え、みかんの話？」



「違うその後。」




「何言ってんの？みかんの話しかしてないでしょ。」



「はい。そーですね、そーですか。」






「あら？チョコがない。チョコも頼んだでしょ。もしかして忘れてたなんて口が裂けても言わせないわよ。」




「あ.......」










「それは買って来なさい。今すぐ買って来なさい。」





「はい。一緒行く？」




「何で。」



「寂し、いや何となく。」






「こんな美女が公衆の面前に晒されたらあんた嫉妬するでしょ？だから行かない。」





「(面倒くさいとは言わないんだね笑)じゃあ、行ってきます。」





「ちょっと待ちなさい！.....行ってらっしゃい。ちゃんと帰ってくるのよ。すぐ帰ってきて。あんたがどうこうじゃないわよ、チョコがだからね！」






「はいはい。じゃあ行ってくる。」









可愛いと思った。