袖口インプット。

鏡を見た。










映る背景は綺麗だった。








真ん中に映る自分は綺麗じゃなかった。






汚れてはいないけど、くすんでいた。笑っていなかった。






今日は晴れていたはずなのに。その為か余計に僕の影を濃くしていたのかもしれない。






それでも僕は歩いてみた。








人からの目を気にしていても、歩かなければならない。










自信はある。









無いとか言って、本当はある。

















実は「かっこいい」だの「かわいい」だの「上手い」、「器用」だとか思っている。



これなら他より長けてる。とか思ってる。






















そっから自信を増幅させてる。


















鏡を見た。

















少し、影が消えて瑞々しさを増していた。気がした。


















ここで、落ち込んでなどいられない。少しでも進める時は躊躇わず進む。













鏡に凛々しく映るその日を迎えるために。