知らなかった。
同じ道だった事。
何回も、もしかしたらすれ違っていたかもね。
君を見たのはいつも行く本屋。
髪の長さや身長。流れ来る雰囲気全てがタイプだった。
のちに同じ学校だと知って、密かに帰りの校門で待っていた。
いっつも。
最後まではさすがに着いていけないから、途中まで。
偶然にも僕と帰る方向が一緒だったから怪しまれなかったけれど、君は毎回あの角を曲がる。
でも、今日は曲がらなかった。
ほんとに僕の家の方へ歩いてく。
ついには僕の家が見えてきた。
....。
「あのー。」
..。
「あ、はい。」
「いつも、何故か帰るとき一緒だったよね。ヨウ君。」
「あ、それは、、、、。でも何で名前、、。」
「私のこと覚えてない?小学生の時一緒のクラスだったユメだよ。」
「......あ!でも転校したよね。」
「うん。高校に上がる前に引っ越してきたんだ。この近く。」
「そっかぁ。でも、いつもあのパン屋の角を曲がるじゃん?」
「.......。」
「あ、ごめん。関係ないよな。」
「ヨウ君の後ろ姿を見たくて少し遠回りをしてた。」
「あの頃から好きだった。だから私もヨウ君を遠くで見ることしかできなかった。」
「え。。。」
「今も好きです。」
「あの、僕も、えーと。この前本屋、あ、え、、、、、、好きです!付き合ってください!」
「笑。はい。」
「よっしゃあ。」
「笑。」
「そーだ。あの駄菓子屋まだあるからちょっと行こっか!」
「うん。」
同じ道だった事。
何回も、もしかしたらすれ違っていたかもね。
君を見たのはいつも行く本屋。
髪の長さや身長。流れ来る雰囲気全てがタイプだった。
のちに同じ学校だと知って、密かに帰りの校門で待っていた。
いっつも。
最後まではさすがに着いていけないから、途中まで。
偶然にも僕と帰る方向が一緒だったから怪しまれなかったけれど、君は毎回あの角を曲がる。
でも、今日は曲がらなかった。
ほんとに僕の家の方へ歩いてく。
ついには僕の家が見えてきた。
....。
「あのー。」
..。
「あ、はい。」
「いつも、何故か帰るとき一緒だったよね。ヨウ君。」
「あ、それは、、、、。でも何で名前、、。」
「私のこと覚えてない?小学生の時一緒のクラスだったユメだよ。」
「......あ!でも転校したよね。」
「うん。高校に上がる前に引っ越してきたんだ。この近く。」
「そっかぁ。でも、いつもあのパン屋の角を曲がるじゃん?」
「.......。」
「あ、ごめん。関係ないよな。」
「ヨウ君の後ろ姿を見たくて少し遠回りをしてた。」
「あの頃から好きだった。だから私もヨウ君を遠くで見ることしかできなかった。」
「え。。。」
「今も好きです。」
「あの、僕も、えーと。この前本屋、あ、え、、、、、、好きです!付き合ってください!」
「笑。はい。」
「よっしゃあ。」
「笑。」
「そーだ。あの駄菓子屋まだあるからちょっと行こっか!」
「うん。」