ゼロ釣法の極細糸(0.08~0.1号)に渓流釣り場で、水中仕掛けに目印を編み込むのは水中糸が切れやすくなります。
そこで、今回は渓流現場でも簡単に極細水中糸にワンタッチで目印がセット出来る「自作ワンタッチ目印」を作成手順を掲載します。
① ナイロン0.2号60cmとナイロン0.8号30cmを用意します。
私は藤本重兵衛の郡上糸の0.2号と0.8号の黄色を使っています。
② 0.2号6cmを折り返し、小さな輪を作ります。残りの0.2号を輪の所に重ね、0.8号の端も輪の所に合わせて8の字結びをし、余分な糸を切り取ります。
③ 8に字結び部分を左のバイスに挟みます。
右側のバイスには0.2号の折り返した端と0.8号の糸を一緒に挟みます。
④ 目印を片編み込みで7回編込みます。
⑤ 7回編込んだら1回結び更に2回ひねりで結びます。
この時、右側部分が水中糸に目印を通す部分になるので、水中糸上部にセットする目印色を右側にして下さい。
⑥ 水中糸にセットする目印3つを編み込みます。
私の場合は、水中糸にセットする目印は上から、赤・赤・緑としています。
⑦ 編み込んだ目印の余分な部分をカットし、1セット分が完成です。
⑧ 上記④~⑦の作業を5~6セット分作ります。
⑨ スプールの糸挟み部分にチチワを挟み込みます。
⑩ スプールに巻き込みワンタッチ目印の完成です。
⑪ 目印の水中糸への取り付けは・・・ 渓流現場での取り付け方。
1、0.8号黄色の糸のみ、赤・赤・緑の目印3つから引き抜きます。
2、目印3つを右端3cm手前までスライドさせます。
3、移動式天上糸のクッションリングリリアンに極細水中糸をセットし全長より数cm長くセットします。
4、カットした水中糸を、編み込んだ目印右側の3cmの0.2号輪に数cm通します。
5、極細水中糸の折り返し部分を右手で摘み、目印3つを左手でスライドさせればセット完了です。
目印を通すために折り返した所(数cm)は、ハリを結んだ後にカットします。
この方法で目印をセットすれば、極細水中糸が編み込みで傷む事が無いので安心です。
水中糸仕掛け作りは、また次回にでもUPしたいと思います。
私の自作なので参考になるか解りませんが、もし興味があれば作ってみて下さい。(^^♪